アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2006年2月18日

チャルダッシュに挑むアダルトプレーヤー

モンティのチャルダッシュは私好みの曲である。

エキゾチックな始まりと、派手な中盤から終盤にかけての展開が心地よい。

バイオリンを始めて約半年経った2005年の5月、レッスンの課題として

自分から希望してこの曲をやりはじめ、3ヶ月くらいかけて教えてもらったのである。

かといって、完全に弾けるようになったわけではないのであるが、

大体OKといういつもながらのアバウトな完了の仕方をした(笑)

半年以上前なので教えてもらったことはすっかり記憶にはないが

レッスンでやった曲はなるべく録音して残しておこうと考え、録音してみた。

例によってやり直しが嫌いなので一発勝負の録音であるが・・・下手だなぁ・・・

ここまでついてこれる勇者はさすがにいないか(笑)?

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2006年2月11日

ボッチェリーニのメヌエット

この曲は約1ヶ月くらいレッスンを受けたのである。

といっても、月に2回しかレッスンはないので、トライアルを入れても3~4回ということになる。当時は録音するなんてことを考えもしなかったので、そのときの音は残っていないが、やはり、練習した曲はなるべく残しておいたほうが、後々自分でも楽しめると考え、今日、録音してみた。

レッスンを受けてから約1年も経っているので、口頭で注意された細かな指示はすっかり忘れているし、マイクの前に立つと緊張するので、かなり間違ったり、音程が狂ったりしたが、とりあえず1曲弾いてみた。私はやり直しが嫌いな人間なので、録音は一発勝負である。おかしいところが多くても、それは今の実力なのだから仕方がないと開き直っている(笑)

でも、マイクの位置が近いのか、思ったような音に取れていないなぁ・・

とまぁ、前置きはともかく、バイオリンのレイトスターターのひどい演奏を聴いてみたいという人は本当にいるのかな?

いつもの注意であるが、私の演奏は、とんでもなくひどいということを十分承知していない人は決してお聴きににならないように。万が一、間違って聴いて心の病にかかったり、音痴になったりという障害を受けたなどというクレームは一切受け付けないのでそのつもりでいて欲しい。

それでは、

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して欲しい。

2006年2月5日

天は自ら助けるものを・・・

エレキバイオリンroseが到着し、さて、演奏という段になり、楽器も弓も持ち方すら分からないことに気がつく(遅)

しかし、それはそれ、現代はインターネットという強い味方があり、検索すればバイオリンの弾き方くらい出てくるだろうと、(いつものように)楽観していた。

ピック弾くか弓で引掻くかの違いはあるにせよ、所詮は弦楽器である。弦長の半分の位置を押さえれば1オクターブ上の音が出るという原理はギターもマンドリンもバイオリンも同じである。

その上、マンドリンとバイオリンは音域も弦のチューニングも同じなので、簡単にスタートが切れるはずであった。

とりあえず、まずは、チューニングをしなくてはならない。

ここで、大きな壁があった。

何しろバイオリンの糸巻き(ペグ)ときたらとことん原始的である。



はっきり言って、ただの棒である。エレキギターでシャーラーだのグローバーだのと言ってペグの使い心地を云々している世界とはまるで別世界なのだ。

このペグをペグボックスの穴に突っ込んで、「摩擦」で弦を止めるのである。

ギヤもなにもないので、ペグの一回転は正確に弦を一巻きするのであるが、そもそも摩擦で戻らないようにペグを穴に押し込むとペグはほとんど回らないし、かといって、ペグが回るほどゆるくすると弦を張って手を離したとたんにクルっとペグは弦とともに巻き戻ってしまう。

さらに、この1:1の細かな調整が利きにくいペグを使って、正確に開放弦の音程をあわせるという試練が待つのであった。

今、振り返ると、このとき、ペグの穴に石鹸か黒鉛ですべりを良くしておく処置をしていれば、あんなに苦労はしなかったのかもしれない。だが、そんなことは初めて手にしたバイオリンを前に知る由もなかった。

8月は死ぬほど忙しく、バイオリンを買っただけで終わり、時は2004年9月に入っていた。

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