トップブロックをどうするか迷っていたけれど、参考になりそうな製作者のブログが見つかった。
一つは、アメリカの製作者で、ストラディヴァリのコピーモデルを作っている人。
彼の記事には、モダナイズのときにトップブロックを変える製作者もいたけれど、変えずに使っている人もいたらしいことが書いてある。彼自身は、ストラディヴァリと同じサイズのブロックを使うコピーモデルを作っているから、このサイズでもよいらしい。接着強度の問題は吟味する必要はあるかもしれないですが・・
もう一つは、Gaglianoのモダナイズネックの写真を掲載したブログ
このモダナイズは、ネックのジョイントはオリジナルの釘打ちつけ型のまま行っている。どうやってネックを長くしたのか、ブログの作者も分からないと書いているけれど、少なくとも、オリジナルジョイントでも、現代の弦の張力に対応できるということだ。ネックを傾斜させて、ナットが低い位置にくるから、ネックジョイントにかかる力は、案外まっすぐなのかもしれないですね。
もう少し調査要ですけれど、これらの情報から、ストラディヴァリのブロック長でも、実用上はあまり問題なさそうな気がしてきました。