往年の金メダリストが繰り広げるスポ根ドラマです。フィクションですが、思わず応援したくなる痛快さがあります。
底辺ビジネスの一端を担っているシェアハウスには受け入れてもらえるところのない人間たちが集い、底辺の人間模様を醸し出す。
後味は思い切り悪いけれど、一気に読みきる勢いがある小説です。
日下公人の本はどれも日本を褒め称える内容に満ちているので、ちょっと元気をもらいたい人にはちょうど良い気がします。
上のFEEDのような下流世界も日本のリアルだと思うのだけど、日下氏には見えないのでしょうね。