プログラムを書くためには、ステッピングモータの仕様を調べ、使っているギヤの減速比を知らないといけません。
そこで、モーターを分解して、調べてみます。
MP35EAというモーターは三菱系の会社に型番がありますが、そこには、7VDCなんてものはないので、互換品をどこかが作ったもののようです。
しかし、7VDCって・・・単一6本じゃダメじゃん、モーターも(!)
MP35は1ステップで、7.5度進みますが、1/85の減速機付のモーターなので、7.5/85(度)の進行が行われるようです。
ギヤ比を調べる素敵な方法は見つからなかったので、原始的に歯数を数えていきます。
モーター側から、
24:36
27:140
となっているので、1ステップで7.5/(85*(36/24)*(140/27))=1.134e-2度進むことになります。
赤道儀のウォームギヤは144歯なので、赤経軸の回転数は、
360*144/(24*60*60)=0.6[度/秒]
0.6/1.134e-2=52.89[ステップ/秒]
すなわち、1.89e-2秒/ステップとなります。
コントローラのクロックは4MHzで、PICのタイマは命令サイクルごとカウントし、4クロックで1命令サイクルだから、
1.89e-2*1e6=18908カウントで1ステップとなります。
(あっているかな?)
8倍速、2倍速モードは精度はいらないので、適当な値でいいでしょう。
これを1-2相励磁していくのですが、ピン番号が分かりません。
この型番のモーターは、MMCMIにあるのですが、そこには、7V品はないし、結線については記載がありません。
コントローラ側の基板の配線と、モータの抵抗を測定して、中点ははっきりしているので、あとは、手動で1相駆動の電流を実際に流して、どう動くかを確認して結線を調べるのがいいかも?
それにしても、PIC16C54って、使いにくいですね。
・タイマーが8ビット品1個しかない
・割込みがない
・条件分岐命令がない
なんで、みんなPICを使うんだろう?
なんか、着々と進行していますね。モータドライブ復活計画。
7V仕様とか巻き線の仕様で簡単に変えられる様な感じなので、
仕様書を出して、専用に作って貰った物なんでしょうね。
でも、自励のシーケンスが、一般のWEB情報で見つからないのは
厄介ですね。ダメもとで、メーカーHPの問い合わせの所から
問い合わせてみたらいかがでしょう。そう秘密にするような
情報でも無いので、親切なメーカーなら答えてくれそうですが、、、、
コメント by くっしー — 2013年11月14日 @ 5:40 PM
そうですね、とりあえず、だめもとで、問い合わせWEBから質問を出してみました。
共通端子は分かっているので、1相手動駆動で動かしてみれば、分かるかもしれませんので、こちらもためしてみようと思います。
コメント by い~ぐる — 2013年11月16日 @ 1:40 AM