トイザらス君で写真を撮るのに、何を使ったら(安く・楽に)きれいに撮れるか、色々と検討中です。
ロジクールの古い格安WEBカメラのC200があまっていたので、これを望遠鏡に付けられるように改造します。
C200で撮った月の動画は、次のものです。
これは、実は土星を撮る前に、ピント合わせのために月に望遠鏡を向けたときに、どうせなら、動画を撮っておこうとして撮ったものです。(今日は、結局、土星は雲の向こうでした)
格安WEBカメラのいいところは、安いというだけでなく、軽い(!)ということです。
これは、フリーストップ経緯台のトイザらス君にはベストマッチだと思います。
具体的な改造手順は
C200は、ボール状ですが、留めてあるネジをゴムで隠してあります。
このゴムを外し、中のネジをドライバーで取り除くと、ケースを二つに割ることができます。
中の基板を取り出し、
レンズを外します。レンズはねじ込んであるだけなので、くるくると回すと外れます。
次に望遠鏡に接続するための筒を取り付けます。サイズさえ合えばなんでもいいのですが、フィルムケースがちょうどぴったりでした。
これをボール状のケースに取り付ける必要がありますが、ここで、荷造りテープを使いました。
拡大撮影用のアダプタに入れてみます。
いい感じです。
C200のセンサは小さく、画像としての拡大率があがります。でも、あまり拡大率があがると、星を視野に入れる、いわゆる導入がとても困難になります。
日中に、遠くの鉄塔で、視野の違いを見てみましょう。
まずは、少しセンサーの大きなケンコーデジアイピース直焦点から。
これを、C200に変えると、(方向がまちまちなのはともかく)、鉄塔は大きく写ります。
拡大撮影アダプター(水道管)を使って拡大すると、
まずは、ケンコーデジアイピースでは
次に、C200では
昼間は、大気の揺らぎが大きいので、あまりはっきりした画像にはならないのですが、鉄塔の写り具合で、拡大されている様子が分かると思います。
止まっている鉄塔なら、それほど苦労はないのですが、星は・・・(笑)