天体観測については、昔の知識しかないのですが、望遠鏡の高級品といえば、星の動きに追従できる赤道儀が付いていて、びっくりするほど高価なものというイメージがありました。
同県のスコープタウンさんのホームページをよく読むと、初心者には赤道儀よりも経緯台の方がずっと使いやすいし、観測もやりやすいということがわかります。しかも、望遠鏡の性能を決めるレンズの大切さや、鏡胴精度の大切さなど、いろいろと考えさせられます。
でも、せっかく、見えた星をカメラに収めたいとなると、話は全く別で、やはり、赤道儀をモーター駆動して自動的に追尾させる必要があるのだと思っていました。
そうなると、出費額はウン十万となってしまい、とても、お手軽に試すわけにはいきません。
そんなとき、とても興味深かったのが、赤道儀の自作記事です。目から鱗というか、モーターなど使わなくても、1分で0.25度動かせば星に追従できるのではないですか!
自作というのも、とても心惹かれます。
ところが、その前提にしっかりした三脚も必要となり、せっかく赤道儀が格安に出来たとしても、三脚に、またウン万円の出費になってしまいます。
あれやこれやと迷いながらネットを歩いていると、ふと、オークションにケンコーの赤道儀付き望遠鏡が出ているのを見かけました。しかも、かなりお安いのにあまり入札がない。
情報を検索しても、使っている人がほとんどいない。スコープタウンさんに書かれていたような見えない望遠鏡なのかもしれません。
でも、望遠鏡本体はともかく、赤道儀と三脚が手に入ればいいやと、また、ネットをうろうろしていると、実は、ケンコーの赤道儀付きの望遠鏡って、とってもお買い得値段だということが分かりました。
かなり悩みます・・・
実は、大型のドブソニアン反射型望遠鏡も最近はびっくりするほど安いのですね。中国のおかげでしょうか・・