アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2011年11月17日

NEVER TOO LATE

Filed under: バイオリンの本 — い~ぐる @ 7:48 AM

書評を読んで、購入していたこの本、
Never Too Late: My Musical Life Story
通勤の友に読み始めたけれど、かなり苦痛だった。
著者がチェロを50歳から始め、そのチェロを中心とした音楽生活を綴っているのだけれど、最初に、1週間の生活を綴るところで、初日からオーケストラの練習で、全体練習のテンポに追いつかず、楽譜を見失い、他のチェリストの様子を見ながら入れるところを探したり、クァルテットの練習では、バイオリンとフレーズが合わず、ピアノともずれ、悲惨な状況が綴られている。
その章を我慢して読んだら、次は、子供のころの音楽と無縁だった生活の思い出話。
大人から始める弦楽器挑戦者に希望と夢を与えるどころか、最初から暗い気持ちにさせる構成のような気がする。

この先を読めばよくなるのかもしれないけれど、読み続けるのが苦痛なので、通勤の読書は、ヒル兄弟のストラディヴァリ本を再読することにしよう。

Antonio Stradivari: His Life and Work (Dover Books on Music)

実は、もう一冊、購入して手付かずの本がある。
Isaak Vigdorchik のThe Acoustical Systems of Violins of Stradivarius and Other Cremona Makersである。
でも、この本は、大型のハードカバーなので、持ち歩きにくい。170ページしかないので、思い切って、読みきってしまった方がすっきりするのだけれど、家ではなかなか趣味の本を読む時間を取れないなぁ・・

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