アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2011年2月28日

ロアバウツコーナーブロックのバランス

Filed under: PGモデル — い~ぐる @ 2:09 AM

ボトムブロックは1つしかないので、バランスを気にしなくてもよかったけれど、コーナーブロックは二つあるので、左右の高さをそろえなくてはなりません。

ロアバウツのコーナーブロックは例の資料によると、32mmということなので、32mmに罫書きを入れて、のこぎりで切ります。その後、ノミやカンナで削りますが、左右をぴったりにはできないので、二つのブロック材をクランプでとめて、定盤の上においた紙やすりを使ってバランスを取ります。

ここ数日、花粉の飛散量が多いらしく、かなり、がつんと症状が出ている。なかなか治らないものですね~

2011年2月21日

バイオリンブロック材を整形

Filed under: PGモデル — い~ぐる @ 8:41 PM

切り出しただけでは、使えないので、垂直を出すことと、ブロックの底面を水平にして、ブロックの高さを横板の厚さにあわせて整形する必要があります。

スコヤ、ケビキ、ノミ、カンナなどを使って整形するのは、かなり大変です。

カンナがぜんぜんうまく使えないので、裏押ししてみたら、少し切れるようになって、とりあえず、ボトムブロックだけ整形しました。

ボトムブロックは、参考文献では32.5mm高にすることになっていますが、

The Art of Violin Making

ものの本によっては、31mmだったり、34mmだったりさまざまで、実際のところどうしていいのかよく分かりませんが、上の本が一番信頼できそうなので、32.5mmにとりあえずしておきます。

ボトムブロック一つ作ったら、もうくたびれたので、残りはまた今度。

急ぐ必要はまったくないので、のんびり作業ペースで進めます。

2011年2月20日

バイオリンブロック材の切り出し

Filed under: PGモデル — い~ぐる @ 8:03 PM

ホームセンターに売っている2X4のSFP材は、スプルース・ファー・パイン材のいずれかを使った木材ですが、木理を見極めて(笑)、スプルースを探します。2x4の1.8mの木材は300円程度で売っているので、ホームセンターの木材置き場から、もっとも目が詰まっていて、使えそうなものを選びます。SPFの安い材木は基本的に心材が多いので、材選びは慎重に。

バイオリンのブロックは横板の厚さとあわせるので、切りシロや、切り間違いを勘案して数ミリ余分な大きさに墨を入れます。

で、これを切るのですが、テーブルソーやバンドソーがあれば、きれいに切れますが、我が家には、そんなものはないので、手動で切ります。

1回切っただけではブロック全部はまかなえないので、二つ切り出し、ブロックのテンプレートで大きさを確認し、こちらも墨を引いておきます。

縦の切り出しにはノコギリは使いません。普通はなたを使うのでしょうが、あいにく我が家にはないので、普段、ほとんど使わない出刃包丁を使ってブロックを割ります。

いい感じに割れてくれます。大体大きさをあわせたら、モールドに合わせてみます。まだ接着はしていませんが、それっぽい感じになってきましたね。

まるでバイオリンを作っているように見えます(笑)

2011年2月15日

Research Papers in Violin Acoustics

Filed under: ヴァイオリンの本 — い~ぐる @ 9:06 PM

ハッチンスがまとめたバイオリン音響の研究論文集があります。

実は、以前、これをアメリカのアマゾンの古本で買っていたのですが、2分冊なのに、1巻目しか送られてこず、2巻目だけを売ってくれるところが見つからず、そのままになっていたのでした。しかし、ついに思い切って、2分冊を両方ともまとめて買いなおします。

Research Papers in Violin Acoustics 1975-1993: With an Introductory Essay 350 Years of Violin Research

本日、到着しましたが、当然ながら、第1巻目は2冊になってしまいますね~

1巻目だけ、マーケットプレイスで売れるかな?(笑)

2011年2月14日

楽器挫折者救済合宿

Filed under: ギター — い~ぐる @ 12:21 AM

 

以前、何かのニュースで楽器挫折者救済合宿なるイベントを見たことがあったけれど、来月の出張のため、インドの本を借りに、町の図書館に行ったら、次の本を見付けた。

楽器挫折者救済合宿」ギター・ジャカジャカ

これは、挫折者救済合宿のメニューをベースに教本のような形をとったもので、このメニューに沿って練習すれば、それなりに弾けたように聴こえるらしい??

とてもこのメニューをフォローする気にはならなかったけれど、この本を読んで、久々にギターも弾きたくなって、ストラトのコピーモデル(これもキットの自作品)を持ち出して、弾いてみる。

オリジナルエレキギターST製作キット

以前は気にならなかったけれど、実は、このギター、ナットの調整が甘く、1フレットを押さえると指が痛い。

ナットの調整をしたいところだけれど、明日も朝早いし、また今度にしよう。

2011年2月12日

MDF材でストラディヴァリPG内型を作り直し

Filed under: PGモデル,バイオリン製作,機材 — い~ぐる @ 9:10 PM

思うところあって、PG型を再度作り直しました。

ホームセンターでMDF板を買ってきて、例によって、糸鋸で切り出し、ボール盤で整えます。

整えば内型をストラディヴァリの内型の原寸大写真と比較します。

ぴったりですね♪

夕方には、福山通運さんがきました。

荷物を持たずに、確認に上がってきて、「荷物を持ってきてもいいですか?」とたずねます。

自分では移動できないので、自宅配送にしてもらったので、当然、持ってきて欲しいのですよ。

(というか、頼んだ荷物を不要という人がいるのだろうか?)

エレベーターのない階段をえっちらおっちら運び上げてきたものは。

この写真では、全然分からないけれど、石定盤でした。重量31kg!

運転手さん、お疲れ様でした。

2011年2月9日

平面の基準

Filed under: バイオリン製作,機材 — い~ぐる @ 1:16 PM

木工をしている人のサイトをみると、平面の基準としてガラス板を使うという話を書く人が多いです。

ガラス板は、その製法から、比較的平面が良く出ているということなので、使っているのでしょうけれど、測定器的には、定盤という平面を保障した用具があります。

でも、JIS0級の定盤なんてきっと高いに違いないと、ガラス屋さんにバイオリンの板が乗せられるくらいの大きさのガラス板の見積もりを取ったら、思ったよりもずっと高価でした。

一方、定盤はいくらくらいするのだろうと、調べてみると、これが案外安い。

新潟精機(SK) 精密T型石定盤 G3045

たとえば、こんな店で売っています。

定盤があれば、ミクロン単位で平面が確定するので、とても高精度が工作ができる(かも?しれません)。

難点は重量ですね~、 家の中でも持ち上げようとすれば腰を痛めそう・・

2011年2月8日

長い一日

Filed under: つれづれなるまま — い~ぐる @ 8:38 AM

朝5時起床

お風呂に入り、洗濯をして、ホットケーキを焼いて、メールの対応をしてから7時に家を出る。

卵と砂糖をあわ立て、そこに小麦を入れて、バターで焼き上げる。

ベーキングパウダーは入れないので、卵をちゃんと泡立てないと膨らまないので、そこそこ重労働(笑)。

職場に9時過ぎに到着。

一日、立ち仕事

18時過ぎに職場を出るが、東海道線が乱れていたため、横浜で本屋に立ち寄る。

有燐堂が改装していて驚きながら、旅のコーナーでインド本を買う。

新ゴーゴー・インド

少し古い本だけれど、悠久のときを過ごす多くのインド人たちは変わってないだろう。

東海道線も通常運転に戻っていたので、家路に着き、駅から珍しくバスに乗って帰宅。

21時半には家に到着。

長い一日だった・・・毎日これでは、少しばてるかも?

2011年2月6日

ヴァイオリンの内型(PGモールドらしきもの)

Filed under: PGモデル — い~ぐる @ 10:00 PM

外形がだいたい整ってきたので、ブロックを取り付ける部分を切り取って、モールドらしきものは完成。

ちょっと目には、よくできているように見えますね(笑)

2011年2月4日

PGモールドの外形を整える

Filed under: PGモデル,バイオリン製作 — い~ぐる @ 10:05 PM

大まかな切り出しが終わったら、次は、外形を整える作業をします。

普通はどうするのか分かってませんが、おそらく糸鋸やバンドソーで整えるのだと思います。

私は、ここはボール盤を使います(ちなみに、英語では、ドリルプレスって言うんですね。何で日本語はボール盤になったんだろ?)

直線なら、ガイドを使ってまっすぐ削れるのですが、全部が曲線でできているモールドは、手作業でガイド線にあわせていくので、滑らかな曲線にするのは難しいです。この後の修正もかなり必要になりそうな予感です。

何より、困るのが、大量の木の粉! 部屋中飛び回っているし、しかも、目や鼻に容赦なく入ってきます。

以前は掃除機で粉を吸い込みながら削ったのですが、エアコン、掃除機、ボール盤と3つのモーターを回すとブレーカーが落ちます。

そこで、エアコンを切りたくない時期は、優先順位に苦慮しますね。

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