アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2011年1月30日

メイプル指板を黒く塗る

Filed under: バイオリン製作(kity) — い~ぐる @ 10:30 PM

Kityの指板は、メイプル製で、もともと黒塗りしてありました。自分で、いろいろとネックの調整をしたり、指板の調整をして、削ったので、黒塗りの部分も削れて白い木肌が見えていました。

外形の調整はもう十分な気がしたので、指板に色を塗ります。

黒い塗料なんて持っていないので、家にあるものを探した結果、パーカー万年筆の黒インクが見つかったので、これを使うことにします。

シャチハタ パーカー ボトル インク 57cc (万年筆 用)【黒】

このインク、問題は、水溶性なので、手が真っ黒になることです。・・・といって、そのままというわけにはいかないので、アマニ油を塗っておきます。

そのほか、C部の端の板厚を調整しました。

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今まで、F穴の近くしか削っていなかったのを、もう少し広範に削りました。

2011年1月29日

金盤が来た

Filed under: バイオリン製作,機材 — い~ぐる @ 9:04 PM

自動かんなの話を書いたばかりですが、今日、金盤がきました。

金盤ってのは、ようするに砥石みたいなものです。

かんなの裏押しといって、刃の裏側から研ぐのに使います。

のみでも、かんなでも小刀でも、和の刃物はたいてい金盤で研げるらしいです。

実は、かんなも苦手だけれど、研ぎも苦手だったりします。

彫刻刀は研いだ後で切れるようになったためしがない(笑)

なので、これも使いこなせるものなのかは不明ですが、きっと、砥石よりも使いやすいに違いない・・・

自動かんな盤は思いのほか安価だった

Filed under: バイオリン製作,機材 — い~ぐる @ 9:14 AM

かんな台を直すための定盤や金盤の手配とか、かんながけの失敗の確率を考えると、木工に和かんなを使うことは結構高く付きます。もちろん、腕が良ければかんなはきれいにかけられて、仕上がりもよいのですが、自分の過去を振り返って、かんなが上手に掛けられた経験は皆無といってよいほどなので、色々と工具を考えていたところ、自動かんな盤が思ったよりもずっと安価で販売されていることが分かりました。

Try-power★電動自動カンナTR-257EP

これなら、幅330mmまでかんな掛けできるので、バイオリンの板も十分です。

電源と設置場所の確保は大問題ですけれど。。。

ついでに、バンドソーも思ったより安いです。デフレだから?

卓上バンドソー 4030310

2011年1月28日

楽譜作成フリーソフト

Filed under: バイオリン練習,バイオリン製作(kity),機材 — い~ぐる @ 6:39 AM

Finale NotePadを使っていた人が多いのではないかと思いますが、1050円とはいえ、有料化してしまったので、新たな楽譜を作成するに困っている人も多いと思います。

ネットをうろうろしていたら、楽譜作成のフリーソフト MuseScoreがあったので、早速ダウンロード中です。

ドイツ語なまりの動画+日本語字幕のチュートリアルもあり、安定しているなら使い勝手が良さそうです。

残念ながら、リアルタイム入力に対応していないので、ステップ入力で使うことになると思いますが、ベッドで寝転がって楽譜を入力でき、プレイバックもできるので、伴奏入力にはいいんではないかと期待しています。

話は変わって、伴奏つきで、ヘンデルのソナタを録音してみています。

色々と削ったり、設定を変えてきたKityでの録音。

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この先は、伴奏を入力していないので、今回のソフトで入力出来るといいかもと期待しています。

2011年1月27日

急階段

Filed under: つれづれなるまま — い~ぐる @ 1:34 AM

実家の階段はかなり急で、以前から危ないと思っていたので、手すりをつけようと提案していた。

正月に実家に帰ったときにも同じように危険を感じたので、費用は負担するから手すりをつけるようにお願いしておいた。

そうこうするうちに、先日、母が階段で滑って怪我をしたとメールが来た。幸い骨には異常はないようだけれど、打撲がひどく、しばらく大変そうだ。

怪我をしてようやく手すりをつけることに決心し、出入りの電気屋さんがリフォームもやっているというので、さっそくつけてもらったとメールがきた。金額は1万5千円で、ほとんど材料費程度とのこと。

もっと早くつけておけばよかったと、母。

全くです。。

2011年1月24日

ベルギーからストラディヴァリの本 Stradivari – The Violin and the Golden Number

Filed under: バイオリンの本 — い~ぐる @ 8:20 PM

郵便局で送金して、本当に届いているのかなと不安を感じながら待っていた本が到着しました。

ストラドのモールドの実寸大パターンと、そのパターンの作図のための黄金律を根拠とした補助図がついてます。

大型本かと思ったら、本自体はA4サイズ程度の大きさなので、通勤時に持ち運びができそうでよかったです。

大型本を家で読むのは時間的に難しいので・・

アマゾンさんからも、一冊到着です。カンナの研ぎ方など写真で詳しく解説してくれています。

木工手道具入門 (The Hand Tools Manual)

ざっと眺めて、我が家に金盤がないのは、まずいだろうということが判明。

2011年1月23日

音楽的に弾こう

Filed under: バイオリンレッスン,機材 — い~ぐる @ 12:45 AM

月に一度、バイオリンのレッスンを受けています。

今日はレッスンの日でした。

曲を一通り弾くと、「全体にそこそこいいけれど、そこそこ悪い」ということで、細かくチェック。

主な指摘事項は

  • 弾くときに体が動いて楽器が逃げるので、むしろ向かっていくように
  • 右手はもっと大きく、弓先より、さらに遠くまで伸ばす気持ちで
  • 右手首が固い
  • 16分音符の続くところは、沈み込むように弾くけれど、上から押さえるのではなく、左右に押さえて弾く
  • 8分音符は、区切って弾くけれど、音の長さに注意
  • 休符や音符の長さに注意
  • その他もろもろ・・・

長い音符は短い音符を区切ってリズムを取ると良いということでしたが、

「メトロノームは持っていません」といったら、想定外だったらしく、びっくりされてしまいました(笑)

東京の職場の部屋に置くため、

ONKYO WAVIO USBデジタルオーディオプロセッサー SE-U55SXII ブラック SE-U55SX2(B)とか、MS101IIとかを買いましたが、これら、別々に電源がいるので、電源タップが不足してます。

でも、これらを使うと、パブリックドメインクラシックもより楽しめます♪

2011年1月21日

ギブソンマンドリンの父 Lloyd Loarの響板理論

Filed under: バイオリンの本,マンドリン — い~ぐる @ 7:18 AM

Art of Tap Tuning [DVD] [Import]には、ギブソンマンドリンの父 Loarの書いた響板についての1925年の記事が収録されています。

昨日は、3時間かけて青梅まで出張していたので、電車の中で、上の本を読んでいました。

Loarは、トーンバー(バイオリンではバスバー)は、響板の分割振動を防ぎ、全体が一体として動くために必要だと考えています。ただし、分割振動もストラディバリの響板のように、板厚分布を適切に取り、振動の節を制御することで、音色の特徴を出すと書いています。

彼は、ボディのヘルムホルツ共振周波数と、響板の厚さ分布を調べていますが、響板の振動を調査するために、響板の各部にスプルースの棒を介してセンサーで振動を計測したり、ゆっくりと振動する響板を顕微鏡で見たりと、かなり色々な手段で特性を測っていたことが書かれていました。

板は一枚ずつすべて違う特性を持っているので、彼は、製作するマンドリン1台1台すべてに丁寧なチューニングをしていたことと思います。

バンジョーは、響板を自分で張るので、バンジョーリストたちには、その張りだけでなく、高音側と低音側で張りの強さを微妙に変化させて、音質の違いを聞くようにと薦めています。

1925年にこれだけのことをやっていた製作家は、そんなに多くはなかったのではないかと思います。F5が高い評価を得ているのは、ある意味当然だったのかもしれません。

翻って、Siminoffの本文では、タップチューニングで望ましい共振周波数を得るプロセスを4つのステップで解説しています。

  1. 望むスタイルと製作方法で、テスト楽器を製作する
  2. 望ましい音になるまで、サウンドホールのサイズ、形、位置や、響板の硬さ、木の材質、響板や裏板の厚さ、ブレースやトーンバーのサイズや形を変更して実験する。
  3. エアチャンバーの共振周波数を測定する
  4. 裏板を外し、裏板と響板のすべてのブレースやトーンバーの共振周波数を測定する

ということらしいです。楽器を作る人が全員これをやるわけにはいかないので、本には、Siminoffの経験によるタップチューニングの周波数がバイオリン、マンドリンを含む12の楽器について示されています。

ハッチンスたちの手法との違いは、フリープレートの周波数ではなく、リムに接着された状態での測定ということでしょう。Siminoff自身が書いているように、フリープレートと接着されたプレートの間にはある程度の共振周波数の相関があるので、ハッチンスたちの手法でも、悪くはないような気もします。

ところで、付録には、もうひとつ、Loarは、マンドリンを当時のコンサートピッチ(430.6Hz)をチューニングしているはずで、現在の440とのチューニングがどう影響するのかという話が出ています。これも、ストラディバリの時代と現代の違いで、楽器のチューニングへの影響があるはずであり、興味深い話題です。

2011年1月20日

しまむらでスキニーパンツを買う

Filed under: つれづれなるまま — い~ぐる @ 12:43 AM

冬用のパンツをもう1本欲しいと思って、近くのしまむらに出かけました。

しまむらは、婦人ものは多いのですが、紳士服の品揃えが少ないので、行くときには婦人服コーナーをチェックします。

過去の経験から、パンツは、婦人用のウェスト64センチのものが、ちょうど良いサイズと、分かっているので、サイズ表示を見て探しますが、思ったようなものがありません。

58センチのが970円だったので、ためしに試着してみましtが、足は入りますが、チャックを閉めるのは無理でした。

時間もないので、ざっと見て回って、結局、ウェスト70センチと73センチのものを買ってきました。色は73センチの方が気に入ったのですが、大きすぎて不恰好なことを危惧して70センチのものも入手しておきます。

試着室では、どちらもそれなりだった気がしますが、帰ってから着てみると73センチの方は、ウエストにこぶし二つほど余裕があり、やはり、大きすぎる気がします。さらに、70センチのものも、腰回りは結構だぶついています(スキニーなのに・・)。サイズがなかったのは仕方がないとしても、あわてて買うとろくなことがない証明のようなものですね。でも、冬は上着を着るので、ウエストのだぶだぶ感は目立たないので、まぁ、よしとします。

2011年1月19日

朝練:ヘンデル・バイオリンソナタ Edur

Filed under: バイオリン練習 — い~ぐる @ 11:42 PM

レッスンは月1回にしているけれど、時間が限られているので、あっという間に次の土曜はレッスンの日が来てしまいます。

朝は寒いので、体が思うように動かないまま、練習しても、上達している気がしませんが、続けていれば、少しは良くなっていくことを期待しましょう。

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少し魂柱の位置を戻してあります。

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