夏目漱石の「私の個人主義」、青空文庫にもあるのだけれど、本になっていた方が読みやすいので、アマゾンで購入。(今なら、安い本でも送料無料なのだ)
タイトルの文だけでなく、講演集になっている。文学作品と違って、聴衆に語りかける言葉はわかりやすく、読みやすい。
漱石は、この時代の人間とは思えないほど進歩的な考えをしていて、原題でもその思想は十分に価値がある。
タイトルの講演で漱石が言うように、個人主義の究極が博愛・友愛と言えるところまで考えを進めないと、見かけ倒れの友愛など百害あって一利なしである。
2009年10月27日
私の個人主義
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