アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2009年10月31日

NSL:論理演算

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 8:29 AM

C言語では、ブール演算と、論理演算(条件判定などに使う)を分けている。
これはCの「真」「偽」の判定が、「0以外」「0」となっていて、偽の反転は真だけれど、真の反転は偽にはならないという事情から必須。

でも、論理回路だったら、論理演算とブール演算、どちらも1ビットの信号で行なえるので、分ける必然性はほとんどないので、SFLでは分けていない。

一方、Verilogユーザから、論理演算をサポートして欲しいという要望があり、それ自体は大した手間ではないので、NSLで「!」「&&」「||」をサポートした。

これらの演算はC言語互換にしている。つまり、0が偽で、0以外が真の扱い。

2009年10月27日

私の個人主義

Filed under: 日記 — タグ: — い~ぐる @ 9:13 AM

夏目漱石の「私の個人主義」、青空文庫にもあるのだけれど、本になっていた方が読みやすいので、アマゾンで購入。(今なら、安い本でも送料無料なのだ)

タイトルの文だけでなく、講演集になっている。文学作品と違って、聴衆に語りかける言葉はわかりやすく、読みやすい。
漱石は、この時代の人間とは思えないほど進歩的な考えをしていて、原題でもその思想は十分に価値がある。
タイトルの講演で漱石が言うように、個人主義の究極が博愛・友愛と言えるところまで考えを進めないと、見かけ倒れの友愛など百害あって一利なしである。

2009年10月26日

誕生プレゼント

今日は、い~ぐるの誕生日である。
自分へのお年玉だのボーナス時の自分ほ褒美だのと何度も口にはしたものの、全く自分のものを買っていない今日この頃である。
誕生日くらい何か買っても良かろうと思うのだが・・・
候補としては、こんなものがある。

Linuxが動く、軽量マシンだ。もちろん、iPAQだのLinux Zaurusだのこの手のマシンはたくさん持っているのだけれど、Netwalkerの良いところは、生のLinuxそのものが提供されていて、開発マシンとしても使えるのだ。(電車でプログラムも当たり前の時代・・)
電車での物書き用にと考えたポメラがあっという間に壊れたのと、やはり、データの移動が不便なマシンは使えないので、こういうネットに接続して使えるマシンがうれしいのだ。
ただ、携帯やキーボードなどを接続するのに、Bluetoothがなくて、ちょっと残念に思っていたが、検索すると、それなりに使えるような気もする。
でも、今は、必要なら電車の中でパソコンを広げて使っているので、あんまり緊急性はない。
もう一つは、コレジャナイではないが、

ただ、今使っている Pentax *istDLに全然困っていないので、もう一台買うほど欲しいかといわれると、「コレジャナイロボ」モデルは欲しいが、それ以外は「コレジャナイ」のである(笑)。
*istDLよりもっと高感度になっているので、室内でブログ写真を撮る時に便利かと思ったりもしたが、室内だったら三脚を使えば十分という話もあり、まぁ、お金を出すほどもないかも?
とまぁ、いろいろ検討しても、物欲のあまりない私には、モノを買うという行動に出るのは難しいということがわかった(と日記には書いておこう)。

2009年10月25日

小指を切る

Filed under: 日記 — タグ: — い~ぐる @ 10:10 PM

IMGP1131.jpg
たまねぎを切っている最中にふと他の事を考えていたら、見事に小指を切ってしまった。指先から爪にかけて傷が入った。
バイオリン弾くにも不便なので困ったものだ。(←そこか?)

2009年10月20日

10000時間

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 7:42 AM

最近読んだ本コンサルタントの習慣術: 野口吉昭の冒頭に
10000時間――分子生物学者・福岡伸一
【「あすへの話題」08.08.21日経新聞(夕刊)】
の紹介があった。


世界的コンクールで優勝するピアニスト、囲碁や将棋の名人たち、トップアスリート。彼ら彼女らについて、ふつう私たちは半ばため息をつきつつ、つぎのように感じている。あのような人たちは天賦の才能の持ち主なのだ。われわれ凡人とはそもそもの出来が全く異なるのだと。

ところがプロフェッショナルたちの多くは皆、ある特殊な時間を共有しているのである。10000時間。

いずれの世界でも彼ら彼女らは、幼少時を起点として少なくとも10000時間、例外なくそのことだけに集中し専心したゆまぬ努力をしているのだ。

福岡氏は、天才のDNAはなく、この10000時間を費やす努力をしているかどうかが、決め手だというのだ。

この時間はどの程度かというと、一日8時間、週5日、年50週働くと、一年間で2000時間となる。これを5年続けると、10000時間となる。

従来、会社では5,6年選手が中堅・一人前となっていく時間と大体符合する。もちろん、「専心する」というのが、昨今の短期決戦ばかりの職場では難しいし、雑用の方が多い現状では、8時間の「専心する」時間をとろうとしたら、職場において、相当残業をせざるを得ないだろう。

ところで、一人前になるまで5年も6年も待っていられないというのが、近年の傾向である。諸外国では、大学生が毎日圧倒的に勉強し続けることで、おそらく、4年間で10000時間を越えると思われる。
(以前、長期研修に来た人から、学生時代に勉強ばかりで食事も満足に取らず、身体を痛める人が多いと言っていたので、それ以上やっているかも?)

日本人には、勉強というと暗記だと勘違いしている人が多いが、短期間に詰め込み、終わったら忘れる方法だけ訓練しても社会では何の意味もないのはもちろんである。

人の採用に余裕がなくなってきている今の世情では、ダメな学生を入社させないという厳しいスタンスを公言して厳密に実施していけば、学生側の意識も改革できるのかと思うが、未だに会社に損失を与えるような人材を平気で採用する会社が多いのは、まだまだ日本社会に余裕があるのかもしれない。

2009年10月12日

オーディオ用電流増幅アンプ

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 8:58 AM


D氏より、JLHアンプの紹介を受け、回路を眺めていたが、気に入らない点がいくつかあったので、独自に改良してみた。

実は、JLHアンプの記事をいくつも紹介されたのだけれど、記事を読むより、回路を読んだほうが楽しいので、記事は全く見ていない。

結局、JLHアンプのキーポイントは、A級動作のアンプというよりは、電流アンプなのだ。で、電流アンプなのに、電圧フィードバックを電流回路に入れているのが、一番気に入らない点。

なので、差動アンプとカレントミラーを組み合わせたVI変換機を作成し、フィードバックを差動アンプに電圧で入れることにした。

シミュレーションでは、きれいに動きそうな結果が出ている。
果たして、実力はいかに・・・

2009年10月10日

ワイヤレスキーボードを買う

サンフランシスコ空港内に、モバイル機器のショップがあり、店頭にノキアのワイヤレスキーボードを展示していた。これって、なかなか見つからないレアアイテムであり、説明書を読もうと、箱を持ち上げて箱の裏を眺めていると、店員が来て、フックから出してくれた。
$129という値段だけれど、レアアイテムである(笑)。仕事ばかりの生活なので、滅多にないことだが、自分のための買い物をしてみてもいいかもしれない?
と、これを購入する。で、空港のゲートに入った後なのに、税金がかかるんですか?店員の話だと免税店にいかないと免税にならないらしい。
飛行機のゲートの前の椅子に座り、持ち帰りに不便な外箱はゴミ箱に捨て、早速テストする。マニュアルを読むと、利用するには、付属のメモリカードのアプリを電話にインストールせよという。
でも、メモリカードなんて付いていないですけれど?
試行錯誤していみるが、そもそもワイヤレスキーボードとペアリングする方法が分からない。設定→接続→Bluetoothとして、眺めてもデバイスを見つける方法がない。
しばらくあくせくしていたが、飛行機まで十分時間があるので、店員に聞くことにして、ゴミ箱から外箱を拾い出す(^^p)。
店員のところに持っていって、うまく接続できないというと、彼女は自分のE71では問題ないといって、試してくれるが、E51のメニューからキーボードを探せない。
10分以上、ああでもない、こうでもないとやっていたら、他の男性店員がやってきて、貸してみろと、僕の携帯を使って散々ためしている。
すると、パスコードを入力しろという画面が出た。
で、女性店員がパスコードを適当に入れているので、パスコードはいくつ?と聞くと、0000だという。でも、電話は認証失敗となる。
ううむ・・
またまた彼らが議論しながら電話をいじっているが、結局、わからずじまい。
あなたには二つの選択肢がある。
・このままの状態で購入していくか
・払い戻しをするかだ。
といわれ、キーボードの機能には大きな問題はないので、(実は、Sのキーが簡単に取れてしまうという問題はあるけれど)、後で家で確認もしくはドライバをダウンロードすることにして持ち帰る。
先ほど、いろいろと試していたら、ワイヤレスキーボードのメニューは説明書と違って、Officeの下にあった(ぉぃ。。)
このアプリを使うと、簡単に利用できた。
IMGP1119.jpg
最初からそう書いていてくれればいいのに・・・
入力はとりあえず、快適である。
ただ、数字や記号がFnキーを押してからでないと入らないので、
「キーボード」のように長音記号がたくさんある単語は苦手だ(笑)

2009年10月3日

歴史的システムのFPGAによる蘇生

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 8:07 AM

Lake Tahoeで行なわれるコンピュータ設計の学会ICCD2009での発表準備中。
発表タイトルは表題の通りで、実は招待講演である。(物好きは世界中にいるらしい)

タホ湖ってどこ?から始まり、航空券の手配、宿の手配、ESTAの登録など、最低限のことは、なんとか済ませてきたが、月曜の発表なのに、まだ、プレゼン資料は半ば。

母親が見たら、「何でいつもあなたはギリギリなの?」と小言を言われそうだ :-O

でも、アメリカと日本には時差がありますから 🙂

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