アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2009年9月12日

祝!ETロボコン南関東大会競技部門圧倒的差で優勝でも、チャンピオンシップを逃す

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 9:26 PM


本日、ETロボコン南関東大会競技の日。
あいにくの天気だが、ここ数日徹夜で作業していた、われらのチーム(ロボタビーズ)、実に天晴れな成績で競技部門優勝であった。

モデル審査を含めた総合成績は明日の発表になるが、これだけ大差をつけているので、総合でも上位が期待できる。

よく頑張りました◎

13日追記:

残念ながら、総合5位で、チャンピオンシップは逃しました。

これには、からくりがあり、総合成績は、モデル部門、競技部門とも最高点を1、最低点を0に単純正規化し、その調和平均で計算するのですが、競技部門は、リタイア組等240秒のチームが必ずいるので、単純正規化すると、上位チームの得点差はきわめて小さく矮小化されます。これに対し、モデルは、ほぼ団子状態を正規化するので得点差が大きく拡大される傾向にあり、せっかくのぶっち切りの性能が総合得点にあまり寄与できなかったのです。

そもそも他の地区では、トップクラスでも走行結果がマイナスになっていないのだから、-66.6秒という成績がいかにすごいかが分かる。

NXTでは、このコース、早いチームが50秒程度で回るので、細かな点を無視すると、
わずか二週のレースで、二位のチームを周回遅れにする
ということだ。

南関東特別賞をいただいたので、何もなしではないが・・・

sfl2vl: 再びコードの大幅リストラ

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 1:22 AM

モジュール共通のFSMを実現できるように、状態の持ち方を大幅に変更した。下記の例のような記述が可能。{ } 内に状態の定義があれば、そのブロックはローカルな状態を有するとみなして、別の状態変数で状態を回す。stage/segmentはSFLでは状態を持つと定義されているので、この中で状態を回すには、必ずstate_nameによる定義が必要(グローバルなスコープは持たない)。

module test {
func_in ex;
output f[2];
state_name st1,st2,st3;
{
state st3  { f = 0b11; goto st1; }
}
function ex {
state st1  { f = 0b01; goto st2; }
state st2  { f = 0b10; goto st3; }
}
}

今回も、アルファ版と考えていたが、このバージョンのテスト中に、過去のSFL基礎教育の例題が動かないshow stopper発見。過去のものをどう対処するかは検討中だが、とりあえず、このバージョンはベータ版としておく。

不具合は、サブモジュールインスタンスを複数 ‘,’ で区切って定義するところ、’,’をパースできず、シンタックスエラーとなる。1行に1インスタンスとすれば動作するので、致命的ではないにせよ、以前動いていたものが動かない可能性が高いので、できれば、ベータ版にバージョンアップして欲しい。

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