アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2009年6月12日

【不定期連載】 UMLで16ビットCPUを作ろう:第4回 BIUのインタフェース検討

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 4:40 PM


EUとBIUの機能を考えつつ、BIUとCPUコアのインタフェースを検討する。

一番、大きな検討課題は、x86では、ワードアクセスを奇数番地からスタートでき、その場合、2つのメモリトランザクションを起こして、まとめた16ビットのワードデータを命令が利用できる部分だ。このEUからは、単にワードかバイトの要求として、この部分をBIUで吸収する。こうしておけば、後日、BIUのマイナーチェンジで、8ビットバスオンリーのCPUも作成できる。

もう一つの検討課題は、命令プリフェッチである。ここに分岐予測を入れたくなるのであるが、まぁ、それは、後でも実装できるので、とりあえずは、CPUコアは、命令キューから1バイトずつ命令を取り出すように作っておく。

CPUコア側のつくりとしては、命令単位で取り出せた方が楽なのだけれど、BIUに命令解読はさせたくないので、一番単純に作っておこう。

という、概略の戦略を考えると、BIUのインタフェースは、図のようになる。

もちろん、実装方式は人によって違って当然であり、単なる例に過ぎないし、深く検討したわけではないので、抜けや考え落ちがあるかもしれないのは、重々承知である。

ところで、ArgoUMLは、とても便利なのだが、属性や操作を一度描いたら、その順序を交換する方法が見つからない。(ないのか?)後からきれいに整理することができた方が、設計図を描くツールとしては便利なのだが・・

【不定期連載】 UMLで16ビットCPUを作ろう:第3回 x86向け、拡張

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 2:17 PM


x86は、通常のメモリIOの他に、IOアドレス空間を持つので、16bitのクラスを継承して、x86のクラスを作る。また、ソフトウェアから見えるレジスタもBIUとEUに分離して配置しよう。まだ、BIUとEUとのインタフェース仕様は決めていないので、ブランクのままだが、今後、詰めていくことにしよう。

今のクラス図は、ia16bitCPUの部分には、属性が何もなく、継承した属性しか作られないので、この形でもSFLに変換できるように、UML2SFLを多少変更。0.2.4からの対応

【不定期連載】 UMLで16ビットCPUを作ろう:第2回 入出力仕様の続き

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 7:27 AM


メモリと割り込み、停止要求のトランザクションを、シーケンス図に描いてみる。が、シーケンス図は、今回初めて描くのと、ArgoUMLでの描き方がよく分からないので、シーケンス図もどきと言っておこう。

関係ないが、UML2SFLの通常のセットアップ版のインストールキットをWEBにおいた。.NETの発行は、Document and Settingsの下の奥の方にあって、分かりにくいのと、アイコンがうまく表示されないので、独自のセットアッププロジェクトを作った。

ただ、.NET Frameworkの自動ダウンロードには対応していないので、.NET Frameworkをインストール済みの人専用である。

2009年6月11日

天災は忘れたころに・・

今日、郵便物の中に、日本学生支援機構なる手紙が入っていた。旧日本育英会である。すっかり忘れていたが、今月は奨学金の返済月であった。奨学金の返済月は6月か12月が選べたのだが、暮れで何かとお金が必要なときにごっそり金を持っていかれるのを嫌って、6月返済にしていたのだ。前の会社ではボーナスが6月だったというのも一つの理由だが、今の職場は、ボーナスは7月にならないと出ない(--;)
大体において、日本以外の国では、奨学金といえば、給付であり、貸与なんてけち臭いことは言わない。教育や若年層の福祉に金を使わず、国が発展すると思っているのかね~
ところで、いつもより、金額が大きいのですが・・と、ふと見ると、「最終回」と書かれている。最後は、残りをまとめて払うのか・・(でも最初に端数の分を払った記憶があるのだが・・)
とはいえ、文句を言っても始まらないのが、世の常である。
だが、今回、というか、去年、電車で財布を無くして以来、メインの銀行口座のキャッシュカードはとめたままで、再発行しておらず、家賃用のサブ口座のカードから細々と現金を支出している い~ぐるにとって、奨学金の返済金額はあまりに大きい(^^;)。
オンラインで振込みなら現金がなくてもいいかと思って、来た書類や、日本学生支援機構のホームページをチェックしたが、振込み先口座は海外からの振込み用しか公開されていない。ううむ・・
海外に出張してしまったことにして、海外向け口座に振り込んでしまおうか・・
追記:日本学生支援機構に電話してみた。
振込みでの返済はできないの一点張りで、絶対認めないということだ。海外からの振込口座も使わないようにお願いしているとのことで、まったく、話が通じない。キャッシュカード停止中で支払えないといったら、12月末までに払ってくれればいいので、振込み用紙を使えという・・
あなた方、役に立たないよ!

『週刊 零戦をつくる』 2009年8月25日発売

Filed under: 日記 — タグ: — い~ぐる @ 8:00 PM

プラモデルではない、金属を使った精巧なゼロ戦のモデルが週刊誌の付録としてつくという話だ。
この手の付録つき雑誌増えたね~
『週刊 零戦をつくる』 2009年8月25日発売
この付録のモデルは、金属製 1/16 スケールということで、非常に大きい。翼幅75cmもあるらしい。
初回790円で、通常価格1580円という、週刊誌としてはちょっと高いが、買えない値段ではないところに設定の妙がある。
しかも、買い逃し防止に、定期購読まで用意されているという周到さだ。
う~む・・
ところで、何号で完成かなと、記事を読むと、全100号だそうだ。
ということは・・約16万円ですか(–;)。
総額を考えると、思わず、躊躇してしまう、やんちゃ買いができない、い~ぐるであった(爆)

【不定期連載】 UMLで16ビットCPUを作ろう:第1回 入出力仕様

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 8:51 AM


時間があるときだけ、少しずつ進める不定期連載第1回です。
UML2SFLを用いる例題として、16ビットCPUを作ってみることにします。

第1回は、入出力仕様を決めます。アドレスビット数以外はアーキテクチャにあまり依存しない汎用的な仕様にしておきます。(アドレスは、少し多めにビット数を取っているので、多くの16ビットアーキテクチャはこの枠組みでできるのでは?)

5分くらいで、ぱっと作ったので、抜けがあるかもしれませんが・・

UMLのクラス図だと、タイミングを記述できないのが難点ですね。タイミングチャートで表すのがまっとうかと思いますが、残念ながらArgoUMLにはタイミングチャートはないので、各トランザクションの概略はシーケンスチャートで表しましょうか・・。

最近のメモリはいろいろなインタフェースのものがあって、小規模のFPGA内蔵用CPUがメモリコントローラを内蔵するのは得策ではないので、メモリコントローラへの接続に便利なようにインタフェース仕様を決めていきます。

具体的には、メモリトランザクションは、1クロックのコマンド信号にデータ・アドレスを載せて送出することにします。

一方、割り込みや、停止要求は、要求元が取り下げたり、複数の要求元から発生する可能性があるので、レベルセンシティブな信号とするのが良い方法です。

2009年6月9日

やんちゃ買い?

ボーナスまではまだまだ日があるが、マイコミジャーナルに「男のやんちゃ買い」なる記事が出ていた。

http://journal.mycom.co.jp/news/2009/06/08/028/index.html


なんでも、やんちゃ買い、モノとしてのクオリティの高さに惚れ込んだら、値段が少し高くても購入することを「やんちゃ買い」と定義されるそうだ。
やんちゃ買いのアンケートによると、やんちゃ買いできる平均金額は30万8,175円。
すごいな、これ。みんなそんなに、やんちゃ買いしたいんだ・・
えっ?い~ぐるは、しませんよ、先月のクレジットカードの支払い20万にも四苦八苦している貧乏人なんで・・(笑)

2009年6月6日

ハワイ伝統の秘法「ホ・オポノポノ」?

Filed under: 日記 — タグ: — い~ぐる @ 11:31 PM

ITMediaの記事に、聞きなれない「ホ・オポノポノ」なるものが出ていた。何でも、ハワイ伝統の秘法らしい。


記事にもあるが、要するに、執着する心をいさめる方法なのだ。
仏教では、執着を捨て、悟りを開くことは、独覚や仏陀になることであり、簡単に誰でもできることではない。もちろん、それに向かって努力することすら常人には難しい。
これを「ホ・オポノポノ」は、4つの言葉「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」を使って、心にわいた執着(それが良いものであろうと、悪いものであろうと)を消去するプロセスを実践するだけで、達するらしい。悟りを開くという言葉を使っているわけではないが、精神的に安定し、なにやら、健康にもよいらしい。不思議だ・・
もう少し実践的な話を知るには、本を読むしかないかと、図書館を検索してみたが、残念ながら見つからなかった。

uml2sfl : 汎化の続き

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 8:30 AM


汎化で関係させた親のモジュールが合成されるのは、気持ち悪いので、親のクラスをAbstractにしておけば、合成対象外とするように変更。

UMLのAbstractクラスは、クラス名を斜体で表示することになっているのだが、日本人にはなじみにくい気がする・・

ついでに、モジュールに宣言されるインスタンス類が、親のものか、自分が宣言したものかを区別できるようにコメントをつける。

uml2sfl v0.2.2からの対応

図を変換すると、次のものができる。

// UML2SFL converter  Copyright (c) 2009 IP ARCH, Inc. All rights reserved.
// xmi  --- version 1.2 ---
declare child {
// -- grand  --
input aa<4>;
}
module child {
// -- grand  --
input aa<4>;
// -- parent  --
reg atr<8>;
// -- child  --
reg atr_c<4>;
/* common operations */
{
}
}

2009年6月5日

恐竜はなぜ鳥に進化したのか

Filed under: 日記 — タグ: — い~ぐる @ 8:18 PM

図書館で借りて読んでいた本、ようやく読了である。

いつも、本はあっという間に読み終わる い~ぐるにしては、期限ぎりぎりまで読み終わらず、2冊も借りておきながら、仕事がいくつも重なり、危うく、読了前返却かと思うほどの事態になったのは、はじめてかも?
この本、原題は、「Out of Thin Air」であり、日本のタイトルとまったく違う。当たり前だが、原題の方が内容を良くあらわしている。
おりしも、大恐竜展が上野で開かれているが、恐竜の骨をわざわざ見に行くほどのことはない。
でも、恐竜って、こんなに進んだ動物なのに、鳥になった連中しか残らなかったって本当なのかなぁ。じつは、本当は、どこかにまだ残っている?

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