ZIPファイルをハードディスクに展開するだけで、開発環境一式が揃うLiveCygwinに、nxtOSEKを搭載した、LiveCygwin-nxtOSEKを作成していたが、ETロボコンの推奨開発環境とツールのバージョンを合わせて、そのままETロボコンの開発環境として、利用可能とした。
私はETロボコンの技術委員だけれど、この環境自体は、ロボコンの公式環境ではなく、サービスとして提供するものであることに注意
自分の手持ちのLEGO NXTで動作確認を行ない正常動作を確認している。
ちなみに、LiveCygwinはCygwin環境がすでに構築されていても、同時起動しない限り、バッティングしないので、安心して試されたし。同時に動かしておかしくなった時には、再起動をおすすめ。
サンプルのHello Worldを実行するまでの手順は、以下になる。
0. LiveCygwin起動 (上のファイルを展開して、startup.batを実行)
1. NextToolでNXTファームウェアをインストール
NXTの裏のリセットボタンをピンの先で5秒程度押し、ファームウェアアップデートモードにする。(小さくクリック音が聞こえてくる状態)
PCを接続し、
cd /usr/nxttool/ ./NeXTTool /COM=usb -firmware=lms_arm_nbcnxc_106.rfw
しばらくすると完了。一旦、NXTの電池を抜いて、NXTを再起動する。
2. helloworld例題のコンパイル
cd /home/nxtOSEK/samples/helloworld make all
3. 実行ファイルダウンロード
sh rxeflash.sh
4: 実行
NXTの赤いボタンを押して、ダウンロードソフトを実行する。
それでは、ETロボコン参加者の皆さん、がんばりましょう♪