もう五年以上前の話になるが、(株)タイトーのご好意で、スペースインベーダのプログラムROMを教育用に提供していただいた。その時は、Midway game platformをFPGA上に実現し、もともとアナログ回路で実現していた効果音も、FPGA上で1ビットデジタル処理によるオリジナルDSP処理で出していた。使用したCPUは私が書下した8080A命令互換CPUである。
この時は、Midwayでは、白黒出力で、画面に色テープを張ってカラー表示していたところを、我々は、画面の場所ごとに、色を変えることで対応した。
SRAM/ROMには、汎用品を用い、画面出力は、NTSCカラーとして出していた。
昔の成果物を例題として、整理しようと考えていて、これらをFPGAの内部RAMとVGA出力に変更している。
CPUとVGA他の周辺回路を載せた状態の合成結果を下記に示す。
ゲート的にはまだまだ余裕がある。
Device utilization summary: --------------------------- Selected Device : 3s200ft256-5 Number of Slices: 666 out of 1920 34% Number of Slice Flip Flops: 279 out of 3840 7% Number of 4 input LUTs: 1279 out of 3840 33% Number of IOs: 42 Number of bonded IOBs: 34 out of 173 19% Number of BRAMs: 8 out of 12 66% Number of GCLKs: 1 out of 8 12% Number of DCMs: 1 out of 4 25%
まだ、音声は載せていないが、Verilatorでシミュレーションして、VRAMの中身をダンプして、正常動作を確認した。
FPGAにダウンロードするのは、これからだが、現状のシミュレーション画面を表示しておこう。
本画像のキャラクタの著作権は、(株)タイトーにある。
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