東京の職場への往復で、↓の本を読破した。
平城京全史解読―正史・続日本紀が語る意外な史実 (学研新書)
い~ぐるは案外この時代が好きなのである。
い~ぐる家の家系帳がこの時代(藤原鎌足)から始まっていたことで、子供のころから、興味を持っていたのだ。
家系帳は、家系図と違い、巻物ではなく、綴になっていて、代々、追記されているものだ。それによると、い~ぐるで28代目になる(はず)。
「はず」と書いたのは、曾祖母が亡くなった時に、家系帳が行方不明になったからなのだ。父は実物を見ているが、い~ぐるは見ていないので、ほんとうに残念だ。
祖父が婿養子だったことと、祖母が早くに亡くなり、祖父は再婚したことなどから、曾祖母は、家系帳など、本家関連の品々を祖父に渡さず、自分で持ち歩いていたが、それが仇となった。
い~ぐる家は、なぜか、藤原の血を引くことを隠す必要があったらしく、家紋も、表紋と裏紋に分け、表には藤を使っていない。(裏は、五徳に下がり藤というものだ)
家系帳には、藤原からの系が書かれていたので、藤原を継ぐ血筋家系であること自体は明かにしているのだが、対外的に藤原との関係を謳うとまずい時代があったのだろう。
そんなこんなを予備知識として持って、この本を読むと、藤原氏が粛清の憂き目にあったりしているので、そういったことごとが何か関係していたのかも?と歴史探訪に想いを馳せる。
ところで、28代目などというと、さぞかし、立派な名家で、資産もありそうに思うやもしれないが、これが、歴史の中で、艱難辛苦を舐めたご先祖さまのおかげで、立派な貧乏家系となっているのだ(笑)。
直近の一番の問題は、明治維新である。
維新直前まで、い~ぐる家のご先祖さまは、徳川に仕える身であった。墓石には、千葉県知事なんてのも書いてあったりするので、維新後も、江戸周辺にいたらしいが、徳川慶喜の供で、明治に駿府に降りてきた所に、慶喜は家臣を捨てて、さっさと東京にもどってしまい、駿府に取り残されたのだ。
全財産を捨てて、居を移したところにリストラされるという、今の派遣切りのような待遇を受け、私設小学校を設立して、なんとか糊口をしのいだというご先祖さまはさぞ大変だったに違いない。
とまあ、話はずれたが、この本、なかなか読み応えがあった。続日本記は名前だけは学んだが、ここまで、細かく、日々の出来事が記録されているとは驚きだった。事実を記載している点で、資料価値は、日本書紀よりもずっと高い気がする。
しかし、仏教が「殺すべらず」といっているにもかかわず、出家していた、孝謙天皇が、抵抗勢力を次々殺しいていくのは、どうよ…
2009年2月7日
天平のころ
ANSI Cコンパイラ LCCの6502ターゲット開発
Apple-I互換システムで使うため、LCCの6502ターゲットを開発中。
検索するとlcc65というプロジェクトが見つかるのだが、ソースはないし、特定機種限定の開発になっているらしいので、スクラッチ開発することにした。
以下、テストプログラムのコンパイル結果をTASMでアセンブルしたリストである。
まだ、アセンブラが通るレベルというだけで、詳細の確認はこれからだが、なんとなく、6502っぽいコードになっているかな?
疑似レジスタとして、ゼロページの16バイトを用意したが、コンパイラの出力を見る限り、16バイトもいらなかったかも?もう少し整理してから、最終的に結論を出そう。
0056 0349 B1 FA LDA (R5),Y 0057 034B 85 F6 STA R3 0058 034D C8 INY 0059 034E B1 FA LDA (R5),Y 0060 0350 85 F7 STA R3+1 0061 0352 ;ASGNI2 laddr 0062 0352 A0 02 LDY #2 0063 0354 A5 F6 LDA R3 0064 0356 91 F8 STA (R4),Y 0065 0358 A5 F7 LDA R3+1 0066 035A C8 INY 0067 035B 91 F8 STA (R4),Y 0068 035D ;SUBI2 reg acon 0069 035D 38 SEC 0070 035E A5 F6 LDA R3 0071 0360 E9 01 SBC # $FF & 1 0072 0362 85 F4 STA R2 0073 0364 A5 F7 LDA R3+1 0074 0366 E9 00 SBC # 1 >> 8 0075 0368 85 F5 STA R2+1 0076 036A ;ARGI2 reg 0077 036A A5 F5 LDA R2+1 0078 036C 48 PHA 0079 036D A5 F4 LDA R2 0080 036F 48 PHA 0081 0370 ;CALLI2 acon hasargs 0082 0370 20 FB 02 JSR foo 0083 0373 A2 02 LDX #2 0084 0375 68 PLA 0085 0376 CA DEX 0086 0377 D0 FC BNE *-2 0087 0379 ;LOADI2 reg 0088 0379 A5 F0 LDA R0 0089 037B 85 F6 STA R3 0090 037D A5 F1 LDA R0+1 0091 037F 85 F7 STA R3+1