アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2009年1月2日

Apple-I互換システム(AISoCS)を作ろう!

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 3:11 PM


以前、6502互換CPUを作ったが、これを用いて、お正月休みの間に、Apple-I互換システム(AISoCS)を作成した。

本来のApple-IはNTSCのテレビモニタとASCIIキーボードを接続して利用するボードコンピュータであるが、今の時代、これらは返って不便なので、入出力はシリアル端末に変更する。

Wozのモニタの使い方については、ネットを探すと、Apple I Operation Manualが見つかるはずなので、そちらを参考にしてほしい。

ターゲットボードは、Xilinx社のSpartan3 Starter Kitである。
(実は、帰省直前に、digikeyに発注していたSpartan3E Starter kitも届いたのであるが、持ち帰らなかったので、少し古めのボードになるが、シリアルしかまともには使わないので、シリアルポートが使えるボードならなんでもいいはず)。

モニタプログラムはWozのApple-Iモニタを16進ダンプしたものを作成した。(このモニタは、WozがApple社設立以前にパブリックドメインとしたものだ)

IP ARCHのサイトにパッケージをアーカイブしておいたので、これと、sfl2vl(の最新版)を用いて、Apple-I互換機が完成する。

sfl2vlの20090101版は、開発環境の問題から、WindowsGUI版しか作っていないのだが、以前のバージョンとの違いは実はあまりなく、XilinxのISEが、Verilog構文的には正しいのに、エラーを報告する部分の出力形態を調整しエラーを出さないように変えただけ。

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