アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2008年8月26日

マイクロフォーサーズ

昔から、ディジタルの時代に、一眼「レフ」はおかしいと思ってきた。
一眼レフはSingle Lens Reflexであり、最後のレフは、鏡による反射を意味する。
何で鏡が必要かというと、フィルム時代のカメラで、レンズを通した光を見るためには、
鏡で光路をまげてファインダーに画像を誘導する必要があったからだ。
デジタルの時代、フィルムの位置には光学センサーが配置されている。
そこで、センサーの画像を光学ファインダーに誘導すれば、鏡なしで使える一眼システムができるのだ。
もちろん、EVF(エレクトリック・ビュー・ファインダー)がまともに使えないうちは、NGなのだが・・
問題は、EVFだけではなく、現在の一眼レフでは、ハーフミラーで反射させた信号と通過した信号の
位相差で距離を計測していて、これが、コンパクトデジカメとは一味違うレリースラグの小ささに
貢献している。コンパクトデジカメで、シャッターを押した瞬間の写真が撮れず腹立たしい思いをした
人はかなりおおいのではないだろうか?
ミラーをなくし、EVFにした場合、コンパクトデジカメ並の遅いAFしか実現できなかったら、
一眼レフユーザーは振り向かないだろう。

マイクロフォーサーズ
のグループがどこまでやってくれるか、製品が出るのが楽しみである。

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