アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2008年4月27日

自由な携帯端末が欲しい

Filed under: Weblog — い~ぐる @ 12:35 AM

最近、携帯電話端末を購入した。
Nokia E51である。

これは、私の好きなストレートタイプでありながら、スマートフォンとしての十分な機能を詰め込まれている。

こいつをベースに、安価なプリペイド契約で使うことで、月々の通信費を圧縮可能なのではというのが目論見である。

ソフトバンクモバイルのプリペイド契約は、カタログ的にはすばらしい。WEBには接続できないが、E51なら無線LANが使えるので、よほど外で接続したい要求がないかぎり、困らない。

また、Symbian端末用に、Google Calenderと同期ができるソフトや、日本語の入出力ができる基本ソフトなど、使い勝手は良さそうだと思った。

ところが、端末が着てみると、ソフトバンクモバイルでは、プリペイドサービスを受けている人たちに、メールの基本インタフェース(MMS)の設定を開示していないし、たとえ、何かの拍子にMMS設定をしったとしても、ユーザエージェントのデータベースに合致しない端末の接続は拒否するようにネットワークが通信業者側で制限されている。

携帯電話事業は大きな産業であり、利益確保のために、色々と(私にはアピールしない)提案が事業者側からなされている。

だが、本当に、今の携帯電話をユーザが満足していると思っているのだろうか?

電波という有限な資源の割当てを受け、事業を展開しているのだから、もっとネットワークを開放してもよいのでは?

自社で販売した端末以外は接続すら拒否するというのは私的独占とみなせる販売障壁を作っていると言えないだろうか?

かなりましなソフトバンクでこうである。他社はおして知るべしだ。

ところで、ソフトバンクでは、自社端末かどうかはユーザーエージェントで判定しているらしい。これを書き換えてあげることで接続できるということだ。

海外で売られる事業者にロックされていない端末を用いたときに、無線LANが利用できないときの、緊急ネットアクセス用途には、Mobell SIMのGPRS接続が利用できそうだ。(自宅では無線LANで十分だ)

Nokia E51は、ごにょごにょっとやって、メールは使えるようになったので、後は、無線LANが使えない場所でもネットに接続できるように、Mobellと切り替えて使えると便利だろう。

しかし、こんなことで汲々としなくても、Androidのようなオープンなプラットホームが普及すれば、ユーザが自由にネットワークを駆使したサービスが利用できるし、開発できることが期待できる。

その昔、ポケットPCにNetBSDやLinuxを載せるハックが流行っていた時期があったが、WindowsMobile端末なら今でもOS載せ替えはできるのだろうか?

もっと、自由な携帯端末をユーザから要求しようではないか。

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