某社の研修所で昨年末4日間に渡り行ったLinuxカーネルを読解するセミナーの受講者のアンケートが集計されてきた。
さまざまな業務の受講生がいるので、講座のレベル設定には毎度悩むのだが、クリスマススタートというかなり強引な日程だったのにもかかわらず、受講生たちにはおおむね満足感を得ていただいたようで、安心した。
2.6系にベースのカーネルを変更して少しバタバタしたのだけれど、セミナー中にあった問題点やアンケートなどを参考に次の教材の充実を図っていきたい。
2.4系までのカーネルは、コードの採否判断がスピード中心と一貫していたのに、2.6系ではわざわざオーバヘッドになりそうな迂回を(色々なオプションのため)入れていて、ストレートに追いにくいので、グループワークのベースとして切り出すポイントが難しくなってきている。少し調整が必要か・・
資料は用意したけれど、時間的に触れることができない項目がかなりあったので、その対策も考えなくては。でも、4日のセミナーでこれ以上詰め込むのは難しい。(もう1日くらい増やす?)
次に向けて
・セミナールームでLinuxマシンから印刷可能なように設定してもらう
・グループワークで切り出すソースは印刷しておいて、書き込み可能なようにする
・スライドの印刷バージョンを間違えない ;-q
などは運営として気をつけなくては。