点火装置のCDIユニットの原理は簡単である。
大学の電気工学科では2年生までに習う項目で基本回路は設計できる。
でも、ピックアップコイルと点火時期の進角制御をどうするのかが分からないなぁと思っていた。
ところが、ふとしたことで、
CDIの製作
なるホームページを見つけ、進角制御も大げさな回路は作らなくても何とかなることを発見。
これなら、部品代もおそらく千円しないだろう・・
もっとも、大げさな回路を作っている人もいるらしいが・・
こういう情報を読むと、わざわざ、車速センサーをだまして、ノーマルのCDIを使う必要があるのかという疑問が出てくる。
CDIそのものを作ってしまえばいいじゃないか(笑)
サービスマニュアルのCDI関係の配線をじっくり見ていると、理解不能な配線が一箇所。
CDIのエンジンストップ時の配線なのだが、クラッチスイッチとサイドスタンドスイッチに接続されている配線が、何のためにあるのかが分からない・・
じっと回路図を見つめること10分、はたと思いつく。
これって、バッテリー上がり時の押しがけ用の回路だ!
CDIの製作の記事のCDIはバッテリーから制御回路の電源を取っているが、バッテリが上がったときには押しがけもできないことになる。
やっぱり、メーカー製は良く考えてあるね。
私が自分で作るなら、やっぱり、押しがけ対応CDI回路にしなくては・・(笑)
2007年7月30日
バイクの点火装置
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