学びからの逃走という言葉にピンと来て購入
が、実際は逃走などというよりも、「学びの拒否」に全力を挙げる若者の増加をいくつかの出典より、示している。
下層階級に固定された国民層により、反-学校神話が確立されつつあることが、学力低下(拒否)の実態だろうという話。
無知であることに不安を覚えず、やるべきことをやらない理由を全力を挙げて探すことで下流転落へ走ることを「かっこいい」と思うという若者の気持ちは、正直理解できないが、そう説明されると納得行く行動パターンを持つ者は多いかも。
タイトルに惹かれて買った本である。
プログラミングでメシが食えるか!?―成功するプログラマーの技術と仕事術
プログラマーとSE、両者の葛藤は結構あるが、プログラマの立場で、書かれたプログラマ生活HOWTO本といえよう。
日本の大手はプログラムを作れない人間をSEとして大量に雇っているので、プログラムはオフショアでということが多いが、現実には、仕様を決めたらさっさとプロトタイプを完成させたほうが効率がよいに決まっている。
ウォーターフォールがあまり機能していないのは昔も今も同じだが、SEになるにしても、プログラムもきっちり作れるSEと業務しかしらないSEでは、出来上がるシステム自体も違うだろうな。
といっても、著者はネットワークプログラムが専業に近く、かなり分野が偏っているのが、プログラマとして成功できている原因の一つでもあるか?
あまり堅い本ではないので、専門ではない人も、一通り目を通してみると、プログラマの世界が垣間見れるかも?
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