いつまで経っても音程は安定しないし、スケールの上昇下降で同じところにたどり着かないアダルトプレーヤーは(今更ながら)考えた。
やはり、スケール練習中に音をガイドしてくるものが必要だろう。
(指板にしるしをつけるのは、暗譜が出来ないアダルトプレーヤーには解にならないのだ 何よりカッコ悪いし ^^;)
まずは、電子ピアノの録音機能を使い、スケールを弾き、それを再生しながら音階練習をしてみた。これはこれで、悪くはないのだが、電子ピアノの再生は一回で終了するので、そのたびにボタンを押して、再生するのは、怠惰な私には耐えられない。
自分が録音した楽曲をWinidows Media Playerで再生していたら、ふと、この再生ソフトはリピートで何度でも再生を繰り返すことに気がつく。
それなら、スケールを録音し、これで再生すればいいじゃないか!
と、今更のように気がつき、STGS(Scale Tune Guidance System)を
新兵器として導入することに決めた。
スケールくらいに単純なものなら、録音する元ネタは電子ピアノでリアルタイム録音するより、MIDIシーケンサで入力したほうがいいかもと、フリーのMIDIシーケンサを探す。
実は、私は著名なMIDIシーケンサCakeWakeのMSDOS版を持っているのだが、これは、WinodwsXPなどではあまり(?)役に立たないのでしまいこんだままなのである。
MIDIシーケンサで検索すると真っ先に出てきたのがミノ式MIDIシーケンサというもので、Vectorサイトから配布されるフリーソフトである。
今回の目的には、およそどんなMIDIシーケンサでも対応できるだろうと考え、これをダウンロードし、スケールデータを作成してみた。
聞け!STGSの雄叫びを(scale.mid)
このデータをPCで再生しながら、音階練習を行うのが、STGS(Scale Tune Guidance System)なのである。
当たり前といえば当たり前で、なぜ今までやらなかったのかというくらいのものであるが、実は私はMIDIシーケンサの入力が大嫌いでシーケンサを使うということに全く思いつかなかったのであった。
新兵器導入で私の音程は劇的に改良されるに違いない・・・?