アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2006年1月30日

クライスラーかプニャーニか、それが問題だ

Filed under: 音楽 — @ 10:05 PM

今、レッスンでやっている曲は、「プレリュードとアレグロ」もしくは「前奏曲とアレグロ」と呼ばれる曲である。
実は、私の楽譜には作曲がプニャーニとなっていて、先生は「クライスラーだと思っていたのだけれどおかしいですね~」と言っていた。川畠成道さんのCDにはクライスラーと書いてあって、いったいどっちなんだ~と思っていたのであった。

その疑問は、今日到着したパールマン・ヴァイオリン小品集(1)の解説を読んで氷解した。
実は、クライスラーは「クライスラー編曲」と言いながら自分の作曲した曲をたくさん作っていて、この曲もその一つだったらしい。後に、彼自身が「実は、あれは自分の作曲だった」と暴露して、プニャーニのスタイルによるというコメントつきのクライスラー曲と扱われるようになったのだという。
全くクライスラーは人騒がせな人だ(笑)
多分、私の本の楽譜を編纂した人は比較的古い人なのだろう。クライスラーが暴露したことを知らなかったに違いない。

先生もそのあたりの経緯を知らなかったようだから、今度のレッスンの時に教えてあげよう(先生が生まれたときには、クライスラーはとっくにこの世にはいなかったから、知らなくてもしかたないね 笑)

パールマン・ヴァイオリン小品集(1)

ベルリンフィルと清水直子

Filed under: 音楽 — @ 12:24 AM

どうやら、テレビでやってよかったらしい。
というのは、自分ではテレビを見ないからなのだが。
彼女が出ているのかは分からないが、ラトル+ベルリンフィルハーモニーのDVDはアマゾンから入手できる。レビュアーの評判はいいけれど、最近の映画DVDの値段を見慣れた目にはちょっとお高く見える。こういうのは、図書館などで購入して貸し出してくれるといいのにね。

ラトル/ベルリン・フィル ジルヴェスター・コンサート2002

最初はCDのほうがいいかも。来日記念CDはこちらにある。半額以下なので、ちょっと聞きたい向きには便利。図書館にもリクエストしておけば入れてくれるかも?

THE PREMIUM~サイモン・ラトル&ベルリン・フィル名演集

こちらは、ラトルの教育プロジェクトのお話し。
特典ディスク付き二枚組みDVD♪

THE ベルリン・フィルと子どもたち コレクターズ・エディション

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