しばらく、電車での移動時間に読んでいた
オブジェクト開発の神髄~UML 2.0を使ったアジャイルモデル駆動開発のすべて
をようやく読み終わった。
アジャイルによるエンタープライズ系の開発手法の話であるが、分厚い本であるにもかかわらず、辞書的な使い方には向いていなく、頭から一気に読む方が良い本である。
ただ、電車で読むには重いし大きいので、大変であった(笑)
エンタープライズ系では、発注する側と開発する側が異なり、開発者は利害関係者の求めるものを引き出すことに注力するので、この本の手法は適用できるのだろうけれど、製品開発など新しい価値を創造する仕事でモデリングやアジャイルをうまく回せるのかは今ひとつはっきりとしない感じだ。
利害関係者が自分自身だと思って、アジャイルを回せばいいのだろうけれど、そこに意識が行くと、話しの流れとずれてしまうので、自分の関係している分野への適用方法を導き出すのは中々難しそう。