今日は、MDD飛行船ロボットチャレンジのアーキテクチャチーム試作機の調整を行った。
前回の調整で、通信ユニットはパケットにプリアンブルさえ付ければ、ほぼ完と
話をしていたので、すぐに終了する(つもりだった)。
毎度のことながら、こういった前例のない仕事には不安定さがつきもの。
今回は、前回のプログラムにプリアンブルをつけただけなので、ソフトウェアの
基本は同じはず・・が、電波が出ない!
M氏は必死でソフトの不具合を探すが、どうにも見つからない。
う~ん、と唸っているので、持ち込んでいた、対向試験試作機と
送受を交換してみようということにして、試験を実施すると、
ちゃんと送信しているように見える。
では、マイコンのモジュールを交換してみようという話になり、
交換すると、無事電波が出て、ちゃんと通信できた。
では、だめだったマイコンモジュールを対向試験機に設置すると・・
やっぱりだめだ~!
F氏のモジュールが壊れているのか・・・
と、話は一件落着のはずだが、話はここで終わらず、実はしばらくすると、
届いていたメッセージが途絶えた!
げげ、てことは、このプラットホームが怪しいのか?
ここに挿したマイコンはどんどん破壊されていくとしたら大問題だ。
などと、色々考えながら、動かなくなったモジュールを再度対向試験機にセット。
完動を確認。
ふと、プラットホームを見ると、プルアップ抵抗の半田が外れている。
オシロスコープを付けたりする作業最中に外れたらしい。
状況を整理すると、どうやら、壊れたのは1モジュールだけで、他は大丈夫との
確信がもてたので、動くもの同士で対向試験実施。
微弱電波の強度はそれほど強くはないのだけれど、試験では9m程度まで
ほぼ抜けなくパケットが到着した。今日は、基地局アンテナは細いホイップに
しているが、本番ではダイポールにする予定なので、到達距離はさらに
伸びる可能性が高い。
ということで、少なくともRF通信に関しては、事前試験は完了。
M氏、お疲れ様でした。