地図ソフトの経路検索に気をよくして、東名川崎で降りて中原街道を秋葉原に向かった。
行きは快調で、かなり早くに着いた。
目的は秋月電子のオシロスコープ。WEBで残り2台となっていたやつだ。
まず、それを優先しようと、他の店には目もくれず、秋月に向かう。
雑多にものが置かれた店内であるが、高価なものはガラスケースに入っているはずと
上を見ていたら、目的のオシロが置いてあった。が、WEBの値段より3万円ほど高い!
むむっと、もう一つの候補を見ると、思った以上に大きくてかさばりそう。
店員に聞くと、在庫を見てきますと行ってしばらくして帰ってきたが、
通販部に2~3台残っているだけで在庫切れですとの返事。
だから、2~3台残っているなら、それを売ってくれよ~
との願いもむなしく、通販部と店頭は仲が悪いので商品を融通してはくれない
という話らしい。(そんなのは客には関係ないぞ!)
通販から買ってくれという店員の言葉にがっかりして、店を後にする。
ところで、秋葉原にはやけにジャンク屋ばかりが目立つようになった。
それも、使えそうなジャンクではなく、どう考えてもゴミだろうという類の
ものがやたらと幅をきかせていた。
こんなゴミジャンクには全然夢を感じないなぁ。
(それでも、DLTテープドライブはちょっと気になったけれど)
ぐるっと回ったところで、計測器ランドに行ってみる。
ここは、古いシンクロなどは大量にあったはずなんだけど、
持ち歩きできるようなものは今まで見たことないなぁと
あまり期待せずに行ったけれど、岩通のハンディストレージオシロが
展示品処分価格で出ていた。
値段は、秋月で買おうと思ったオシロより安い!
岩通だから、怪しげなスペックではなく、100MHzといえば本当に
100MHzのオシロなのであろう。ということで、無事オシロをゲット。
少し大きいけれど、キャリーバッグ付きで重くもないから
まあまあだろう。
うろうろして、暑くてくたびれかけたときに、ギャラリーに寄っていかないかと
声を掛けられる。少し涼しいところで絵を見るのも悪くはないかと考えて
勧められるまま、2階と3階のシルクスクリーンの版画を見る。
一生懸命、シルクスクリーンがどれだけ大層なものかを説明してくれるのだが、
このマスクは元の原画をカメラでキャプチャして、機械処理で作っていそうだなと
全然説明と関係のないことを考えながら見ていた。
一通り見終わったところで、自分の家に飾るならどれがいいと思うかと
聞いてくるから、ミッシェル・バテュの淡い色の夕暮れの絵が良さそうだと答えると、
その作家がいかにすばらしいかをとうとうとまくし立て始める。
その上、シルクスクリーンの値段(80万)がいかにお買い得かを言い始めたから
もう時間もないし買う気がないからというのに中々解放してくれず、
そのギャラリーには結局1時間ほど時間を費やしてしまった。
未だにこんなキャッチセールスやっているんだなぁ・・・
オリジナルじゃないんだから、80万なんて価値はないだろうし、
A0版サイズの油絵のレプリカで2万くらいなら
部屋のアクセントに買ってあげても良かったけれどね~
余計に疲れて、餡蜜屋で餡蜜とアイスコーヒーで休憩し、
帰りも同じルートでと考えたら、中原街道の下りは大渋滞。
環八から東名乗れば良かった~