アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2005年6月1日

飛行船ロボットチャレンジ

Filed under: 組込みシステム — @ 8:17 AM

MDDロボットチャレンジは参加者募集は締め切ったので一応新たな参加者が増えることはない。
今回、アーキテクチャ委員会はリファレンスデザインをしっかり作りこむことで合意していて、昨年のようなことにはならない(はずである)

なお、昨年の報告と今年の競技概要については、情報処理学会の研究報告の形で出版されているが、これを入手したい方はSESSAME事務局に問い合わせると在庫が残っている可能性がある。

週一のLinuxカーネルのセミナが開始され、また自転車操業の日々。
昨年やったセミナーの資料を、できる限り改定し、受講者が分かりにくいといった部分を修正しながら講座内容をブラッシュアップしていくつもりなのであるが、生もの相手のセミナーなので、どこまで突っ込んで話をするかは難しいところがある。

初回はブートからプロセスの構造・スケジューラ・割込みの話をしたが、組込み系をかなりやっている技術者でもアセンブラのブートコードやセットアップコードを読むのは抵抗があるらしく、このあたり見せ方の工夫が必要だ。前回に比べ、生のアセンブラはほとんど読ませていないのであるが、タスクスイッチの部分ではインラインのアセンブラはどうしても出てしまう。

ただ、Linuxの記述というかgccのインラインアセンブラの文法も分かりにくいのも確か。
明示的にレジスタの利用方法が記述されていれば問題ないのだけれど・・

もっとも、Lions本のUNIX V6だって、アセンブラ部分を読む必要があるのだから、それ相当と考えれば、もう少し解説を増やし、事前学習の宿題を出せば大丈夫かもしれない・・と次回以降の課題としておこう。

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