アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2005年3月10日

UARTの設計中

Filed under: 組込みシステム — @ 2:22 AM

飛行船の通信ユニットのテストのため、FPGAにソフトコアCPUを載せ、
試験用システムにするつもりでいるのだが、モデムインタフェースの
部分は調歩同期シリアルとなっていて、UARTが必要になる。
CPUやSPI, I2Cのインタフェースは自作のものをそのまま使えるのだが、
UARTは自分では作っていなかったので、この際だから自作中。

UARTはかなり簡単な部類の回路なんで、すぐにできるのだけど、
シリアルインタフェースはテストベンチを作成するのが
面倒なんだよね。今日はとりあえず、入力ユニットを完成させ、
出力ユニットは回路のコーディングまでで、テストは明日にしよう。
(というか、もう日付が変わっているし・・)

花粉症の症状は寝不足だとてきめんにひどくなるから、睡眠はたっぷりとりたいと
思っているのに、これでは全然だめだねぇ~

久々に、バイオリンの練習。
やっぱり、定期的に練習しないと上達はしないねぇ。
でも、タイスの瞑想曲の一番難しいところが比較的スムースに
(基準は自分なので、あしからず)弾けたのには驚き。

英語配列キーボードでのcygwinのXserver

Filed under: Weblog — @ 2:11 AM

CygwinのXサーバーはデフォルトでキーボードの種類をWindowsのレジストリから読み出すのだが、
日本語キーボードはjp106しかないと思っているのが困る。
私はUSキーボードをAX配列で利用しているのだが、cygwinをそのまま起動すると
X11のアプリケーションでキーボードが106として認識されてしまう。
通常、setxkbmap us とでもすればいいように思えるのだが、
実は落とし穴があって、先にXserverが106だと思って、キーコードを
一つ変更しているので、そのキー(バックスラッシュ)だけが使えなくなるのであった。
(余分なことをしてくれるものだ)
これは、Xwinのオプションに
-xkbdmodel xfree86 -xkblayout us
を入れて解決できる(はず)。

本質的な解決は、CygwinにAXキーボードを認識させることだが、
開発チームにフィードバックする必要があるので、これは誰かに任せよう。

Cygwinの嫌いなところは、setupを動かすと、ユーザ設定があろうとなかろうと
ファイルを完全に上書きで変更するので、せっかく設定をしたつもりが
アップデートで壊れてしまうところだ。
X11もはまるが、ghostscriptも日本語関係の設定を独自にやると
ある日突然アップデートで使えなくなるという羽目に陥る。

他にも動作の微妙な部分がいくつもあるのであるが、相当良くなっているのも確かで、
最近、仕事でやたらとワードやエクセルのファイルを送りつけられる関係上、
メインのマシンはWindowsにしておかないと対応が難しいので、cygwinは
生産性向上のキーパーツになっている。
(Openoffice.orgでは複数の人間で編集するようなファイルの互換性には実際無理がある)

Windowsにもかかわらず、X11を立ち上げて、図の作成にはTgifを用いて、
vimでテキスト編集を行い、pLaTeXでフォーマッティングしているので、
微妙なcygwinの落とし穴を除けばかなり快適な環境を構築できつつある。

ただ、これはネットワークにオンラインで、開発系の仕事をsshでリモートに
飛ばせるから使い物になるのであって、一台だけなら相当ストレスたまるのは
目に見えているね。

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