アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2010年2月26日

スズキのバイオリンキット、コーナー付近をもう少し修正

Filed under: バイオリン製作 — い~ぐる @ 7:19 AM

ちょっと削りすぎの一歩手前か、すでにその領域に入りつつあるけれど、コーナー付近をもうちょっと修正してみた。

表板と、裏板で、コーナーブロックがあるあたりの板厚を、エッジの付近で削った板厚にそろえるように削る。
(コーナーブロックがどこまであるかは、F字穴から見るだけなので、予測で削る)

今回、(表板のE線側は、ちょっとアッパーバウツ、ロアーバウツまで軽く削ってみたけれど)主として、Cからコーナーブロックのあたりだけを重点的に削っているけれど、音質に大きな影響を与えるのは、やはり、予測どおり、この部分らしい。少し削るだけで、かなりの音質差になる。

グァルネリのCannoneは、通常よりも非常に厚い板で作られているのだけれど、その板厚を見ると、一部、極端に薄くしている。下のように、裏板は、E線側では、コーナー付近、G線側では、コーナーからアッパーおよびロアーバウツにかけてを大きく削っているのがわかる。表板は、G線側では、C部が薄く、E線側では、コーナーからロアーバウツにかけて、薄く削っている。

グァルネリ カノン砲の裏板板厚分布グァルネリ カノン砲の表板板厚分布 

(出展 Borman Violins

これと、自分の楽器の板厚分布は少し違うのだけれど、センター付近の板厚がカノン砲ほど厚くないので、カノン砲ほどアッパーやロアーバウツまで削ってしまうと音が弱くなるかも?と思ったから。

カノン砲との違い、このあたりの判断が面白いところ。(カノン砲通りに板圧を調整するのもやってみたいところ・・ 何台試作が必要なことやら・・ 笑)

その音は・・・

バッハ:ブーレ: 

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2010年2月25日

Nokia E71モデルコード

Filed under: 携帯電話 — い~ぐる @ 3:14 AM

Nokia E71の回路図を眺めていて、モデルコード用のジャンパスイッチらしきものを発見。
早速、携帯を分解して回路基板を眺めてみる。

おお!あるじゃないか、このチップ抵抗か・・・しかい、小さいね、この抵抗。
多分、0201じゃないかなぁ。0201の取り外しは未経験だ。
しかも、良く見たら、アンテナにもUSと書いてあるので、アンテナもEU版に変更しないと、感度が大幅低下の可能性がある。

さて、どうしたものか。。

追記:チップ抵抗を取り外し、(取り外した抵抗はどこかに落ちたので)、EU側をブリッジでつないで試してみましたが、Phoenixでファームウェアを初期化しようとすると、ハードの違いを検出したのか、サーバーに情報を取りにいくらしく、オフラインのPCではアップデートに失敗します。また今度に再送り。

2010年2月24日

夜練(?)

Filed under: バイオリン練習,バイオリン製作 — い~ぐる @ 11:16 PM

今朝、朝早くから会議と思ったら、勘違で、会議は午後からだった。昨日の夜中、スズキのバイオリンキットの裏板のC部からコーナーにかけて、丁寧に板厚を調整したけれど、そんなこんなで十分弾けなかった。

明日は東京で会議なので、やはり、あまり練習は出来そうもない。そこで、今日は、家に帰ってから練習と共に調整後の音を確認。夜だとあまり思い切って弾くのは、はばかられ、少し小さめの音で演奏する。

バッハ:ブーレ

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裏板のC部のエッジを薄くして振動しやすくしたことで、音の抜けがよくなった(気がする)

アウアーのバイオリン教本

Filed under: CDとか,バイオリンの本 — い~ぐる @ 3:26 AM

アマゾンをうろついていて見つけたアウアーのバイオリン教本。

Violin Playing As I Teach It

持ち方から書いてあるというのが好感。
古い本だけれど、同じレオポルドという名でも、モーツァルトよりは、ずっと新しい(笑)

もう一つ、チェロの入門DVDも目を引いた。この手のDVDとしては格安1000円台。入門というときに、一番のネックは文章だけでは想像できない動きを映像で確かめられるのは大きいですね。

チェロ入門 [DVD]

アマゾンには楽器も売っている。なんでも屋ですね~.
こんな値段で単板仕様のチェロが手に入るなんて、どういう仕入れなんだろう?

ハルシュタット チェロ 4/4サイズ HC-700

チェロのDVDがあるなら、もしかしてバイオリンもあるかも?と思って検索、やっぱりあった(笑)

バイオリン入門 [DVD]

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2010年2月22日

今週はカレー

Filed under: つれづれなるまま — い~ぐる @ 8:34 PM

今日はではなく、いつものように、「今週は」なのだ(笑)。
昨夜、ルー1箱分(8皿分)カレーを作って、ほぼ毎日+時々朝食にカレーとして8皿分を消化する予定。

といっても、いつもカレーライスでは飽きるといけないので、たまには、カレーうどんとか、カレースパゲッティにするやもしれない。

カレーパンというのも魅力だけれど、パンを焼くことはできないので、できるとしたら、カレーホットケーキか?(あまりおいしそうじゃないな)

今回、新機軸を2つ。

1) 韓国出張で買ってきたトウガラシの粉を入れてみた。 これ、案外いい感じである。少しさわやか系の辛さになった気がする。

2) いつも、人参の皮は剥かないのだけれど、今回は、ジャガイモも皮を剥かずに、ただ切っただけで鍋に投入。出来上がってみると、思ったよりも、皮は分からない状況になっているので、これからは、カレーのジャガイモは皮を剥かないことに決定。

エコである(爆)

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バイオリンとギター

Filed under: バイオリン製作 — い~ぐる @ 2:21 AM

独特のコーナーがあり、ギターと大きく異なる形のようなバイオリン。
実は、コーナーブロックによって、バイオリン中の音響空間は、ギター型をしている。
少しずつ削りを進めているスズキの手作りバイオリンキットだけれど、
SUZUKI 手作りバイオリンキット
実は、この音響空間の形を意識して、削っている。

い~ぐる理論(笑)によると、表板も裏板も、音響空間と共鳴して音を増幅するのだから、振動する部分が、音響空間と大きく異なる形状と特性を持っていたら上手に共鳴してくれないはず、なのだ。

バイオリンの板のアーチをコーナーまでなめらかにつなぐと、コーナーブロックやエッジの辺りの板厚の変化はなめらかにならない。そこで、なめらかになるように、コーナーブロックやエッジの大きさを考えながら、厚さの変化を予測して、削っていく。

もちろん、この理論そのものが全くの仮説であるし、組みあがったバイオリンの板厚を正確に計る道具は持ち合わせていないので、本当になめらかにしているのかは・・

まぁ、そんなこんなで、仮説と予測といい加減さが、ミックスした実験で、唯一の測定は自分の演奏の音なのだった(笑)

バッハ:ロンド風ガボット:

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バッハ:ブーレ:

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2010年2月21日

MOSTLY CLASSICにストラディバリ特集

Filed under: バイオリンの本 — い~ぐる @ 7:42 AM

菊田さんのブログに紹介されていたけれど、雑誌MOSTLY CLASSICにストラディバリ特集があって、その中に、彼も日本人製作家として紹介されているということです。
近くの本屋にはおいてないので、アマゾンさんに発注中。

MOSTLY CLASSIC ( モーストリー・クラシック ) 2010年 04月号 [雑誌]

雑誌も買えるのは便利ですね〜

2010年2月20日

アンサンブル ラディアント 第10回記念定期演奏会(with 安永徹&市野あゆみ)

Filed under: コンサート — い~ぐる @ 8:01 PM

今日は、おらが町のコンサートホールで、アンサンブルの演奏会があった。14時開演で、どうせ図書館に寄る用事もあったので、少し早めに行くことにしたが、ラディアンの駐車場は1時間以上だと有料になるので、久々にバイクを出すことにした。ずいぶん乗っていないので、押しがけでエンジンをかける。といっても、家の前の坂は、乗っているだけで押しがけ状態なので、簡単だ。ただ、坂が終わるまでにエンジンが掛かりきらないと、本当に押すことになるのだけれど、今回は、残り10mくらいのところで、エンジンが掛かった(笑)。

演奏会の演目は、
モーツァルト ピアノ協奏曲第22番
バッハ バイオリン協奏曲第1番
メンデルスゾーン 弦楽のための交響曲第10番
ヒンデミット 8つの小品
ヴォルフ イタリアンセレナーデ
アンコール 1曲

白井さんの解説つきで、楽しい演奏会だった。安永さんはゲストコンサートマスターとして、自分の演奏の合間は指揮をしていて、、難しい曲が多い中、まとまりのある演奏を聞かせてくれた。バッハのソロは、とても、多彩な音で、気持ちいい。白井さんの解説に寄れば、メンデルスゾーンの交響曲は彼が12歳のときの作品なのだそうな。12歳ですよ、小学校6年生(!)。

アンコールの曲は、安永さんが解説してくれたのだけれど、ドイツ名とイタリア名(?)の2つの名前を持つとか、ヒンデミットと同世代ながら、32歳で若くして亡くなったとか、16世紀のバロック曲を研究していたなど、作曲家のことを色々と話してもらったけれど、肝心の名前も曲名も失念してしまった(笑)6つの組曲の第5章で、ロマンチックな曲でした。

2010年2月19日

久々の朝練

Filed under: バイオリン練習 — い~ぐる @ 9:12 PM

先週からバタバタしていて、バイオリンに触れる時間があまり取れなかった。今朝も忙しい中、1曲だけ弾いてから出かけることに。。

しばらく間が空いたので、かえって楽譜をしっかり読むことが出来たかも?(笑)

例によって、曲は、バッハ:ブーレ

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腕時計の電池を換える

Filed under: つれづれなるまま — い~ぐる @ 8:43 PM

なぜか、家の時計が一斉に止まっている。壁の時計も、譜面台に置いている腕時計も、懐中時計替わりに使うストップウォッチも止まっている。携帯電話やパソコンの時計を見ればいいので、普段はあまり困らないにしても、やはり、あまり便利ではないので、腕時計の時計は交換することにした。
といっても、時計屋さんに行く趣味はないので、ダイソーで電池を調達。時計のオープナーもダイソーに売っているけれど、専用工具は不要なので、マイナスドライバーの先端を、砥石で薄くした自家製オープナーで開ける。


当たり前だけれど、電池を換えたら普通に動いた。でも、前に換えたときには2個入りの電池を買っておいたような気がするけれど、2個入りは売っていなかった。

ダイソーのレジの女の子、初めて見る子だったけれど、対応もとてもいい感じでしたね~。(春休みのアルバイトかな?)

Nokia E71は、NSUでファームウェアアップデートしてみた。でも、やっぱり電波は掴まない(;-p)

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