アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2018年10月25日

プラネタリウム

Filed under: 天体観測,書籍紹介,機材 — い~ぐる @ 9:24 AM

学研の大人の科学のプラネタリウムはとても評判よく、優れたものです。
毎年、フランスに行く時にお土産に苦労しますが、このプラネタリウムなら理系のフランス人にも受けるかも?と思って、大人の科学マガジンのサイトを見たら、プラネタリウムの開発記が出ていました。

こんなに苦労して開発したものなのですね。
でも、専用電球は優れているけれど、切れた時に、代替えの入手は難しそう、と悩みながら、検討中です。

大人の科学マガジン 新型ピンホール式プラネタリウム (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ)

あぁ、でも、大人の科学シリーズの評判の良いものはすぐに品切れで、再生産は特殊部品があるため難しいのですよね〜

2018年7月11日

火星大接近

Filed under: 天体観測 — い~ぐる @ 6:45 AM

15年ぶりの火星大接近です。
星の手帖の望遠鏡は、安価で低倍率でもよく見えます。
組立天体望遠鏡 35倍

この機会に一本持っていてもよいかも?

2016年5月29日

星空

Filed under: 天体観測 — い~ぐる @ 12:02 AM

我が家のダイニングの窓から、土星・火星・さそり座が見えています。

IMGP2337

2015年2月1日

空気が澄んだ夜

Filed under: 天体観測 — い~ぐる @ 9:14 PM

今日は晴れていてよく空気が澄んだ感じです。
その分、風も冷たいのですが、ベランダで月を撮影してみました。
IMGP2302

2015年1月5日

2015年最初の満月

Filed under: つれづれなるまま,天体観測 — い~ぐる @ 7:08 PM

実家の窓の内側からぬくぬくと見ました。昨日まではきれいに晴れ渡っていたのですが、ちょっとガスっぽい月夜です。

IMGP8019

撮影状況はこんな感じ(笑)

IMGP8020

2013年11月24日

バーチノフマスク

Filed under: 天体観測,機材 — い~ぐる @ 12:37 AM

望遠鏡のピント合わせはいつも苦労していたのですが、Pentax K01で撮影する時には、少し明るい星にカメラを向けて、バーチノフマスクを使うと、案外うまくいきます。
対象とする星をセンターに捉えて、x6モードで拡大すると、パターンがきれいに見えます。
これで合わせて、昨夜、月を撮影しました。
ピントを合わせたら、そのままベランダに放置して、今朝の、5時半にISONを狙ったのですが、我が家から東方には東京があり、しかも、大磯の山を越えないと、土星もISONも見えないので、見える頃には空が明るくなってISONは確認できませんでした。

IMGP2264

トイザらス80mm屈折式天体望遠鏡 Pentax K01 

2013年11月14日

ステッピングモーターとギヤ比の確認

Filed under: 天体観測,技術的なお話,機材 — い~ぐる @ 2:26 AM

プログラムを書くためには、ステッピングモータの仕様を調べ、使っているギヤの減速比を知らないといけません。
そこで、モーターを分解して、調べてみます。

IMGP3295

IMGP3297

MP35EAというモーターは三菱系の会社に型番がありますが、そこには、7VDCなんてものはないので、互換品をどこかが作ったもののようです。
しかし、7VDCって・・・単一6本じゃダメじゃん、モーターも(!)

MP35は1ステップで、7.5度進みますが、1/85の減速機付のモーターなので、7.5/85(度)の進行が行われるようです。

ギヤ比を調べる素敵な方法は見つからなかったので、原始的に歯数を数えていきます。
モーター側から、
24:36
27:140
となっているので、1ステップで7.5/(85*(36/24)*(140/27))=1.134e-2度進むことになります。

赤道儀のウォームギヤは144歯なので、赤経軸の回転数は、
360*144/(24*60*60)=0.6[度/秒]
0.6/1.134e-2=52.89[ステップ/秒]
すなわち、1.89e-2秒/ステップとなります。

コントローラのクロックは4MHzで、PICのタイマは命令サイクルごとカウントし、4クロックで1命令サイクルだから、
1.89e-2*1e6=18908カウントで1ステップとなります。
(あっているかな?)
8倍速、2倍速モードは精度はいらないので、適当な値でいいでしょう。

これを1-2相励磁していくのですが、ピン番号が分かりません。
この型番のモーターは、MMCMIにあるのですが、そこには、7V品はないし、結線については記載がありません。
コントローラ側の基板の配線と、モータの抵抗を測定して、中点ははっきりしているので、あとは、手動で1相駆動の電流を実際に流して、どう動くかを確認して結線を調べるのがいいかも?

それにしても、PIC16C54って、使いにくいですね。
・タイマーが8ビット品1個しかない
・割込みがない
・条件分岐命令がない
なんで、みんなPICを使うんだろう?

2013年11月12日

モータードライブ回路図

Filed under: 天体観測,機材 — い~ぐる @ 11:34 PM

ドライブの回路図を書き起こしてみました。
素子名は適当なままですが、PICのどのピンが何を制御しているのかは、把握できました。
くっしーさんのページの情報を参考に、PICのプログラムを作ることと、
15V耐圧の互換品PIC16HV540を入手することで復帰しますね。(きっと)

schematic

スイッチは、
S3:8X << S4: 8X >>
S5: 2X >
S6: ■
S2: N/S (ショートでS)

モーターケーブルは、
1:黒
2:黄
3:青
4:白
5:赤

になります。

2013年11月7日

モータードライブ(早や)故障

Filed under: 天体観測,機材 — い~ぐる @ 7:45 PM

帰りに西の空に月と金星がきれいに見えていました。
モータードライブも動くし、少し拡大して金星を撮影してもいいかも?と、少し急いで帰ってきて、まずは、月を狙って撮影してみます。

ところが、モータードライブを動かしているはずなのに、月が止まらない!?

しばらくしても動く気配がないので、拡大写真はあきらめ、いつものように、月を固定撮影してみます。

IMGP2261

望遠鏡を片付けて、コントローラの箱を開けて、中身をチェック。
前に、説明書がこのモデル用ではなく、そちらには、電源には6.2V以上をかけてはいけないと書いてあって、このモデルは単一6本なので、説明書が違うんじゃないのと思っていたけれど、回路を確認すると、説明書が正しかった!
コントローラに使っているMCUはPIC16C54というものですが、このチップ、6.3Vが最大電圧なのです。単一を6本つなぐと、9V以上の電圧になって、動作保証範囲を大幅に超えてしまいます。

実は、単一6本も買うのは嫌だなと、10VのAC/DCアダプターで動かしていたのですが、チェックするとアダプターからは14Vも出ています。大幅なスペック違反!

あ~あ、これで、壊れちまったんだ!

トランジスタは大丈夫だろうけれど、他のチップはどうだろう?
PIC16C54だけなら、交換部品は簡単に手に入るけれど、問題はプログラム。
オリジナルが読み出せなければ、自分で新たに書く必要があります。

そんなことをしているうちに、ISONは通り過ぎてしまいそう・・(-.-;)

11/11追記
Sebenから返事がありました。
“We forwarded your picture and explanations to our technician. He confirmed that the motor does stand the voltage supplied by 6 D cells.”

明らかに、PIC16C54に8.4Vがかかっている写真を送ったのに、問題なく動くだって?メールでは何ともならなさそうですね。
Sebenの三脚を使っていないんじゃないのかって質問が来て、返信をどうしようかと迷い中。同じOEM元の赤道儀であっても他社のものだったらサポート対象外だろうね。
何度かSebenとやりとしていましたが、輸送中の事故なら保険が利くけど、お前のは一度動いているので、保険対象外だといわれ、(その通りですが)、自分で何とかすることにします。

2013年10月27日

KENKO Skywalker SW3-PCにモータードライブを

Filed under: 天体観測,機材 — い~ぐる @ 10:51 PM

せっかくの赤道儀で、しかも、モータードライブを取り付けるネジまで付いているKENKOのSW3-PCですが、KENKOはモータードライブを売り出すつもりはないようです。
そこで、取り付け位置の形状が似ているものを探していて、SkywatcherかSebenのものが、おそらくSYNTAのOEMで同じような形状となっているように見えました。Sebenの説明書を読むと、左右が逆のような気もしたのですが、とりあえず、あとで考えることにして、Ebayに出ていたSebenのモータードライブを購入しました。(送料込み$76)

物が来て、現物合わせをすると、やはり、左右逆なので取り付けできません。でも、左右非対称なのは、クラッチ用のスタブと、モーター押さえのスプリングで、どちらもネジ止めなので、左右対称の位置にネジ穴を開ければ何とかなりそうな気がします。

そこで、まずは、分解
IMGP3217

左右対称となるところに、直角定規とコンパスで印をつけ、タッピング用のネジ穴を開けます。(ドリル径にぴったりのものがないので、少し小さめの穴にしました)
ところが、小さめの穴にしたのが失敗で、うまくタッピングできずに、ネジより穴が大きくなってしまいました(^^;)
大きくなったものは仕方ないので、これも後で考えることにして、もう一つの穴を今度は慎重に開けます。
スプリングの力はかなり強そうなので、接着剤で大丈夫かは心配ですが、エポキシ接着剤で止めておきます。これでダメなら、別の場所に穴を開けます。
IMGP3219
まだエポキシが乾いていないのと、赤道儀側のスプリング止めのネジがない(4mmのネジ)ので、まだ動かしていませんが、仮組みでは、かなりイイ感じに見えます。

IMGP3220

この後、問題になりそうなのが、回転方向と、回転スピードですが、それはまた別の話・・

追記:

星を撮影してからと思っていましたが、夜、晴れる日がないので・・・
4mmのボルトを調達して、スプリングを固定し、単1乾電池6本の代わりに、家にあった10VのACアダプターを接続して、駆動実験をしてみました。

一時間動かして、赤経軸のメモリがちょうど一時間分、逆方向に(笑)回ります。
コントローラについているN/Sスイッチは、北半球と南半球の切り替えスイッチで、これを南半球モードにすることで、回転方向を逆転できます。

ということで、無事、SW3PCの赤道儀に追尾モーターを追加できました♪

後は、きれいに晴れる夜が来ることを願うばかり。
(ちなみに、この赤道儀には極軸望遠鏡は付きませんけど、どうせ、我が家のベランダは南向きで北極星が見えないので、完全に極軸を合わせることはできませんので、だいたい北側を指していれば十分だと思っています)

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