通常の魂柱に加えて、G線側に魂柱を立てるというと、思い出すのが、ロケット博士の糸川さんが作ったバスバーが2本あるイトカワ号だ。もちろん、イトカワ号には、魂柱は1本しかないので、魂柱2本は、完全にオリジナルアイデアだ(他の例があるのかは知らない)
昔、イトカワ号の調整をしたアルテ工房の山岸さんに話を聞いたところ、イトカワ号はバスバー(トレブルバー)の上に魂柱を立てなくてはいけないので、魂柱を立てるのにかなり苦労したとのことだった。
今回のG線上の魂柱も、位置的にはバスバーの上に立てるべきだけれど、とりあえず、実験としてはそこまで苦労したくないので、バスバーの外側に立てた。
この位置、バスバーが邪魔をするし、下にはラベルがあって、魂柱を思ったところに移動するのが、案外と難しいので、細かな位置調整はしていないけれど、本来、板の振動バランスをとる必要があるので、最適な位置はあるはず・・・いつか、計算で求められるようにしておきたいものだ。
E線側を多用する曲と、G線側を使う曲の2曲を録音してみた。
その音は・・・
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