アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2022年1月18日

$39のバイオリンキット

Filed under: DIY,バイオリンキット — い~ぐる @ 9:48 PM

Youtubeを見ていたら、$60のDIYバイオリンキットが悪夢だったという動画があって、$60でキットが買えるんだ!とびっくりし、いつも電子部品を調達するアリババのサイトに見に行きました。
すると、$60どころか、キットが送料込$39で売られています!
指板はメイプルですが、表板はスプルース、裏板はメイプルと本物の木を使っていそう。+$2で、マイク付きにできます。
送料込で、この値段って、本体はいくらなんだ?

https://www.aliexpress.com/item/4000153650616.html

1/31、本日、到着しました。セッティングがツゲっぽい、本体とネックはほぼサイト写真並みのものがきました。Youtubeの動画で見たキットは表板が接着されていませんでしたが、これは、接着済み。中の状況が分からないので、接着されていないほうが好みでしたけれど、これはこれで、ありかもしれません。

2018年11月2日

中国製バイオリンキット他

Filed under: バイオリンキット,バイオリン製作(一般) — い~ぐる @ 10:16 AM

お土産にバイオリンキットを持っていこうと検索してみたら、中国製のキットが安く出ていました。でも、このキット、ネックのドブテイル加工がされていなくて、むずかしいところが残っています。お土産に木工の経験のない人には持っていけないなぁ。。

ammoon DIY 4/4フルサイズ アコースティックバイオリンキット

ちなみに、同じメーカーのエレキバイオリンも出ています。こちらは案外安い。
これを持っていくのはありかな・・

ammoon 4/4ソリッドウッド 電気サイレントバイオリン

2011年12月21日

Vnの音色調整

G線、D線をもう少し元気にしつつ、深い音色を得たいと思って、Fryの方法とVigdorchikの方法を併用し、板厚と駒足を少し削りました。

キティの駒調整

キティの駒調整

試奏してみると、ネックへ強く振動が伝わっているのが左手の感触で分かります。音色も、豊かな感じになった気がします。

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一応、ここまでは、OKです。

Patrick Kreitの本「The Sound of Stradivari」が到着したので、この本も読まないと・・

2011年12月10日

駒を削る

Vigdorchikの本に音質をソフト側にしたいなら、駒の足付近を少し削るとよいと書いてあったので、Fryの方法を試して以降、少し固い音になっていたKityの駒を削ってみました。

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音質の変化は確かにありました。でも、弓の引っ掛かりが悪くなったような気がするのですが、急に寒くなった気候の違いかもしれないので、しばらくこのまま使ってみます。

2010年11月8日

アメリカから来たプレゼント

Filed under: バイオリンキット,バイオリン製作 — い~ぐる @ 8:22 PM

アメリカから荷物が届いた。

開けてみると・・

なんと、StwartMacdonaldのフィドルキットではないか!

ふしぎなこともあるものだ。

今年の誕生日はごく地味に仕事だったのだけれど、少し時期は過ぎたけれど、こんなことって・・(えっ?誰が送ったのかって?StewMacさんですよ 笑)

種を明かすと、すでに何年か寝かせたキットが押入れに入っているのだけれど、いろいろな実験をするのに、他にもキットがあってもいいかなと思って、「自分への誕生プレゼント」として入手したのであった。

円高だし(^^;)

2006年1月29日

駒の調整 (しつこく)再び

Filed under: バイオリンキット — @ 7:38 PM

今朝、布団から出るのは厳しい体調だったので、布団に入ったまま新聞紙を引っ張り出して、バイオリンの駒を削ることにした。この前ので十分満足していたのではないかと言われるとそうなのであるが、少し弦のテンションが高い気がして、弦高を下げる調整をしたいと前から感じていたのだ。実際、指板の端で測ると推奨値よりも約0.5mm高くなっているので、調整によって弾きやすくなる可能性があると思ってのこと。

再調整後の駒はこんな感じである。調整前の既出の写真と見比べてみよう。

見比べたって良く分からないかもしれないけれど、実際に楽器を弾くとE線などは前に比べて軽々と弾ける感じになっている。

ついでに、違う角度の写真をもう1枚。

こいつは、良く見るとfホールの中にサウンドポストが立っているのは分かる(はず)

音に変化があったかって? それは聞いてのお楽しみ。
というか、自分では変わった気がするけど、はっきりとは分からないのだ。ただ、E線の下の駒質量を結構丁寧に減らしたのでE線はハッキリクッキリになっているのは確か。
いい音とか悪い音とかになると、弾き込んでみないと何ともいえないし、良くも悪くも自分の音しか出ないのがバイオリンという楽器なのだ(笑)

2006年1月21日

自作バイオリンで録音

Filed under: バイオリンキット — @ 2:53 PM


大胆にもデジタルMTRのポケットスタジオと付録のマイクを用いて、自作バイオリンの音を自分の演奏で録音してみた。良いマイクも使っていないし、設置場所もあまり自由度がないので録音技術としては最低レベルだろうけれど、現在の音(と演奏技術)を記録しておくのも何かしら後で役に立つかも(?)

ただ、gooのブログだと音楽ファイルは置けないようなので、別のサーバにMP3のファイルを置いた。

が!、バイオリンを始めて1年3ヶ月の人間の演奏である。耳を覆いたくなるような下手であるので、それを承知の上、本当に聞きたいと思う人間以外は決して下のリンクをクリックしないように。

音痴になったとか、気分が悪くなったとか、障害を受けた等のクレームは一切受け付けないので、そのつもりで♪

曲はタイスの瞑想曲である。

  それでは、

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して欲しい。

2006年1月17日

バイオリンの調整

Filed under: バイオリンキット — @ 9:49 PM


E線の枕を外したことは前に書いたけれど、ついでに駒の上面と前面を少し削って調整した。心なしか、音の張りがさらに出たような・・と、自分では感じている(笑)

削った駒をアップで写真に撮ると、不細工がばれてしまうけれど、こんな感じである。

で、今日、少し練習しようとバイオリンを触ったところ、指板の接着がきちんと出来ていないことに気がついた。前からってことはないと思うんだけれど、指板と棹は塗装をしていないので、汗や結露などの影響でニカワが弱くなることはありそう。
ということで、再度、ニカワを(例によって、炊飯器で)湯煎し、現在、クランプで固定中である。
本当は、弦をとって、ちゃんとクランプすべきだろうけど、面倒なので、弦の上からあて木を当ててしまった。 

2006年1月9日

バイオリン:E線の枕

Filed under: バイオリンキット — @ 2:50 PM


色々なバイオリンの写真を見ると、E線の駒の上に、何か小さな布切れのようなものが置かれていることがある。これを私は勝手に枕と呼んでいるが、金属弦を利用していると細いE線は楓の木でできた駒に沈み込んでいくので、それを防ぐために豚の皮を置くらしい。

自作バイオリンも最初駒にE線が沈み込んでいったので、枕を置こうと考えたが、豚の皮などわざわざ買う気にもならないので、古い牛の皮のカバンの端を少し切り取り、枕にしていた。

バイオリンの先生に音を聞いてもらったときに、「G線は良く出ていますね。あと、E線の音がもっとパーンと出るといいのですけれどねぇ。これ(と枕を指す)、ないと駄目なのかな」と言われた。先生の駒は枕ではなく、何かテープのようなものが張ってある。

で、良く考えてみれば、無制限に沈み込むものではないだろうし、元々、駒が高くテンションがきついときに沈んだのだから、駒の調整が終わった今ではもしかしたら沈まないかもしれないと、色々理屈をつけては、枕を取ってしまった(笑)

昨日、レッスンの時にまた自作バイオリンの音を聞いてもらったけれど、今度は評判が良かった。
「すごく響きますよね~」とのこと。先生のバイオリンよりも胴の厚さがあるので、これが響きに影響しているのかも?
「これなら何十年も使えますよね」って、何十年もこちらの身が持つかどうか分かりませんが・・(笑)

ということで、結構評判も良く気をよくしているのであった。

写真で、指板の端に乗っているのが枕に使っていた皮の切れ端である。

2005年11月26日

バイオリンキットで同じように苦労している人発見

Filed under: バイオリンキット — @ 4:03 PM

私のキットは製作前に散々補修をしていたことは、前に書いたが、今日、たまたま検索していたら、同じようにHOSCOのキットで苦労している人がいるのを発見。
今まで、キットの成功記事はいくつか見つけたことがあったが、キットそのものの不出来について書いているのは見たことがなかったので、なんだか親近感がわく(笑)

自分が製作するときには、友人に勧めるには躊躇するような苦労をしたのであるが、たまたま自分の固体だけが外れ品かもしれないと思っていたが、このブログを見るとやっぱりHOSCOのキットバイオリンキット、オール単板モデルの標準仕様(笑)なのだろう。

これに対して、SUZUKIのキット手作りバイオリンキット 1/2・4/4はパーフリングも外形もいい感じに仕上がっていて、いい。けれど、そのまま作ると木工加工部分など何もないので、それでは面白くない凝り性には物足りないかも。材料は本物なので、あのキットを素材として、表板を外して板厚を調整すればかなりいい音のバイオリンができるだろうけれど。そこまでいくと、これまた人に勧めるのには躊躇してしまうのだ。
(そのままでもちゃんと音が出るし、きれいに仕上がるから「ストラディバリウスを目指そう」という人出なければお勧めです。)

やっぱり、カールヘフナーのキットあたりを買わないと駄目なのかな?とも思うけれど、アメリカの楽器屋で売られているキットなんかはどうなのだろうと、あくまでも安物にこだわってみたりする。

でも、自作のバイオリンは魂柱と駒の調整に散々苦労したし、あちこち失敗だらけだけれど、一応音はでるので、自分用にはこれで十分という気持ちになりつつある。

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