アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2012年4月14日

ストラドライブラリから本到着

Filed under: バイオリンの本,バイオリン製作 — い~ぐる @ 9:54 PM

実は、発注したのは3月で、3月24日には日本に来ていたのだけれど、配送のDHLがあまりに使えないサービスで、ようやく今日受け取りができました。
(はっきりいって、DHLは使えない! 日本から撤退して、業務を他の業者に移管してほしい・・)

愚痴はともかく、この本は、ストラドマガジンの記事から製作に関係するものを抜き出した特集となっていて、雑誌を何冊もひっくり返さなくてもいい便利な冊子です。
(これが定期的に出るなら、The Stradの定期購読は不要かも? 笑)

ストラドライブラリからトレードシークレット他

2012年3月25日

バイオリン修復の本

Filed under: バイオリンの本,バイオリン製作 — い~ぐる @ 7:49 PM

アマゾンのキンドルストアを見るつもりで、サイトのお勧めを眺めていたら、バイオリン修復の本が出ていました。

Violin Restoration: A Manual for Violin Makers

修復に特化した話は珍しいですが、評判もよく、購入候補です。
日本のアマゾンから購入できるので、発注してみます。

2012年2月15日

木材改質の特許

Filed under: バイオリン製作,技術的なお話,機材 — い~ぐる @ 8:51 PM

木材のアセチル化の情報を探していて、特許が検索に引っかかりました。

見ると、発明者は、ペルナンブコの特性の論文の著者の松永さんです。

同じような特許をヤマハさんも出しています

特許には、ばらつきが少なく、よい効果が得られたと書いていますが、
ヤマハさんのバイオリンには、改質した木材を使っているのかな?

追試してみたいけど、この規模の設備になると、さすがに自宅では無理か・・

2012年2月13日

木材学会

Filed under: バイオリンの本,バイオリン製作,技術的なお話 — い~ぐる @ 6:57 AM

全くノーチェックだったのですが、木材学会の学会誌に、楽器用の木材の話が時々掲載されていたようです。

いくつかの論文を文献複写依頼に出そうと思います。
この中のペルナンブコの論文が、本人のHPに公開されています

ギター裏板用ブラジリアンローズウッド材の音響的性質/矢野浩之,姜 勝哲,古田裕三,梶田 煕/41巻1号17-24(1995)

バイオリンの弓に用いられるペルナンブコ(Guilandinaechinata Spreng)材の物理的力学的特性/杉山真樹,松永正弘,湊
和也,則元 京/40巻9号 905-910(1994)

バイオリン用材の音響的性質/矢野浩之,松岡一郎,椋代純輔/38巻2号 (1992年)122-127

2012年2月12日

木材の水分を測定してみる

Filed under: バイオリン製作,機材 — い~ぐる @ 12:42 AM

香港から水分計が届きました。頼んだのは4ピンタイプなのに、届いたのは2ピンタイプ(ずいぶん値段が違うはずなのに・・・)

それはともかく、とりあえず、手持ちの木材の湿度を測ってみます。

ネックブロック材として切り出したスプルースですが、測定値は12%。
楽器用木材としては、上限に近いですが、水分計の説明書(中国語)によると、平衡湿度は、北京あたりで11%程度と、これと大差ないので、普通にしていたら、これ以上の乾燥は難しいのかもしれません。

2012年1月25日

木材水分計

Filed under: バイオリン製作,機材 — い~ぐる @ 12:48 AM

バイオリンの板の水分含有量と、音響特性には大きな関係があります。
今、通勤時に読んでいる本には、6%~12%までの水分含有量において、許容範囲に音響特性が収まるように、板の水分量をチェックしながら製作するように書かれています。
でも、水分量を目視では分からないので、木材水分計が必要だなぁと思っていました。
例によって、アマゾンさんを探すと、こういうものも、アマゾンにあるのですね~(驚)

マザーツール デジタル水分計(木材用) MS-7001

2011年12月30日

バイオリン用木材の選択

Filed under: バイオリンの本,バイオリン製作,技術的なお話 — い~ぐる @ 12:58 AM

Patrick Kreitの本「The Sound of Stradivari」を読み始めました(ハードカバーを購入しました)。
基本的に彼はハッチンスの方法をもっと条件をつめて完成させようとしているようです。

まだ、最初の木材のあたりまでしか読んでいませんけれど、その中で、木材の湿度や弾性、音速などを分析していて、これらを用いた木材の選択方法について書いています。
木材の選択方法を数値を上げて示している本は今まで見たことがなかったので、新鮮です。

自分でも同じようなデータを取るつもりで、今日、秋葉原でピエゾ素子と超音波送受信機を購入したばかりだったので、偶然とはいえ、木材選択方法の基礎データが自分のデータ取得方法と被っていたのは、ちょっと残念です。(数多くの木材で選択方法を決定するための実験の手間が省けたともいえますが・・)
まずは、バイオリン用に用意している木材の音速を測定して、彼のデータを検証してみたいと思います。

でも、まだ紹介してませんが、もう一つのアイデアは、彼の本にも、今まで読んだ本の中にもないはずなので、世界初かなと期待しています(誰もやる価値を感じていないだけかも?笑)

2011年5月28日

プレートチューニングの方法

Filed under: バイオリンの本,バイオリン製作 — い~ぐる @ 10:46 AM

バイオリンのプレートチューニングは、ハッチンスのモード2とモード5の周波数を合わせる方法が有名で、多くの製作家がこの方法でチューニングしている。

これ以外にもチューニング方法を提案している人がいて、その一人に、Isaak Vigdorchikがいる。彼の本は絶版だし、ハッチンスと提唱している時期が似ているので、その後、彼の方法をフォローする人が少ないということは、ハッチンスの方法の方が製作者に受け入れやすかったからかも?

彼の方法を示す図が出ているサイトがあった。

 

彼の方法ももう少し研究してみようと調査中です。

2011年5月7日

ネックのモダナイズの方法

Filed under: PGモデル,バイオリン製作 — い~ぐる @ 7:29 PM

トップブロックをどうするか迷っていたけれど、参考になりそうな製作者のブログが見つかった。

一つは、アメリカの製作者で、ストラディヴァリのコピーモデルを作っている人。

彼の記事には、モダナイズのときにトップブロックを変える製作者もいたけれど、変えずに使っている人もいたらしいことが書いてある。彼自身は、ストラディヴァリと同じサイズのブロックを使うコピーモデルを作っているから、このサイズでもよいらしい。接着強度の問題は吟味する必要はあるかもしれないですが・・

もう一つは、Gaglianoのモダナイズネックの写真を掲載したブログ

このモダナイズは、ネックのジョイントはオリジナルの釘打ちつけ型のまま行っている。どうやってネックを長くしたのか、ブログの作者も分からないと書いているけれど、少なくとも、オリジナルジョイントでも、現代の弦の張力に対応できるということだ。ネックを傾斜させて、ナットが低い位置にくるから、ネックジョイントにかかる力は、案外まっすぐなのかもしれないですね。

もう少し調査要ですけれど、これらの情報から、ストラディヴァリのブロック長でも、実用上はあまり問題なさそうな気がしてきました。

2011年5月6日

ストラディヴァリのトップブロック

Filed under: PGモデル,バイオリン製作(一般) — い~ぐる @ 11:00 PM

モールドに接着するブロックの高さ調整が一通りできた。

通常、このままブロックを接着する工程に入るのだろうけれど、ストラディヴァリのPGモールドをコピーした自分のモールドを見ながら、一旦、考え込んでしまった。

一番の課題は、(バイオリンの長さ方向に対する)トップブロックの長さだ。ストラディヴァリは、ここを12mmほどにしているけれど、手持ちのあらゆる資料を見ても、トップブロックが12mmなんて書いている資料はない。最低18mm、それより大きい資料がほとんどである。

この6mmの差は、ネック装着方法の違いに起因すると思うのだけれど、取り付け部分の強度以外に、ブロックの大きさそのものが音響的に楽器の音を変えると思うのだ。モダナイズしたストラディヴァリたちは、トップブロックの処理をどうしているのだろう?ブロックの交換はかなりの大工事になるので、果たして、交換したのかどうか・・

12mmのまま作ったとしたら、ネック強度にどれだけの影響が出るのだろう?

考えると夜も眠れない(古!)

とりあえず、モダナイズした楽器のX線写真を探して、ブロックの大きさの推定値を調べてみたいものだ。

(ということで、モールドへのブロックの接着は、またまた延期・・)

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