アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2013年11月18日

ギターヘッド (その2)

Filed under: ギター,つれづれなるまま — い~ぐる @ 12:18 AM

ギターヘッドに貼り付ける文字を切り出しました。
IMGP3300

やはり、細かな切り出しは難しいです。
あちこち、ガタガタだし、一箇所折れてしまったし・・

本体側の調整はまだまだかかりそうなので、一旦、貝たちはお休みです。

2013年11月14日

ステッピングモーターとギヤ比の確認

Filed under: 天体観測,技術的なお話,機材 — い~ぐる @ 2:26 AM

プログラムを書くためには、ステッピングモータの仕様を調べ、使っているギヤの減速比を知らないといけません。
そこで、モーターを分解して、調べてみます。

IMGP3295

IMGP3297

MP35EAというモーターは三菱系の会社に型番がありますが、そこには、7VDCなんてものはないので、互換品をどこかが作ったもののようです。
しかし、7VDCって・・・単一6本じゃダメじゃん、モーターも(!)

MP35は1ステップで、7.5度進みますが、1/85の減速機付のモーターなので、7.5/85(度)の進行が行われるようです。

ギヤ比を調べる素敵な方法は見つからなかったので、原始的に歯数を数えていきます。
モーター側から、
24:36
27:140
となっているので、1ステップで7.5/(85*(36/24)*(140/27))=1.134e-2度進むことになります。

赤道儀のウォームギヤは144歯なので、赤経軸の回転数は、
360*144/(24*60*60)=0.6[度/秒]
0.6/1.134e-2=52.89[ステップ/秒]
すなわち、1.89e-2秒/ステップとなります。

コントローラのクロックは4MHzで、PICのタイマは命令サイクルごとカウントし、4クロックで1命令サイクルだから、
1.89e-2*1e6=18908カウントで1ステップとなります。
(あっているかな?)
8倍速、2倍速モードは精度はいらないので、適当な値でいいでしょう。

これを1-2相励磁していくのですが、ピン番号が分かりません。
この型番のモーターは、MMCMIにあるのですが、そこには、7V品はないし、結線については記載がありません。
コントローラ側の基板の配線と、モータの抵抗を測定して、中点ははっきりしているので、あとは、手動で1相駆動の電流を実際に流して、どう動くかを確認して結線を調べるのがいいかも?

それにしても、PIC16C54って、使いにくいですね。
・タイマーが8ビット品1個しかない
・割込みがない
・条件分岐命令がない
なんで、みんなPICを使うんだろう?

2013年11月12日

モータードライブ回路図

Filed under: 天体観測,機材 — い~ぐる @ 11:34 PM

ドライブの回路図を書き起こしてみました。
素子名は適当なままですが、PICのどのピンが何を制御しているのかは、把握できました。
くっしーさんのページの情報を参考に、PICのプログラムを作ることと、
15V耐圧の互換品PIC16HV540を入手することで復帰しますね。(きっと)

schematic

スイッチは、
S3:8X << S4: 8X >>
S5: 2X >
S6: ■
S2: N/S (ショートでS)

モーターケーブルは、
1:黒
2:黄
3:青
4:白
5:赤

になります。

2013年11月10日

ギターヘッド

Filed under: つれづれなるまま — い~ぐる @ 11:04 PM

ウォールナットの突き板を張って、ヘッドを整形したところです。
このあとは、テンプレートにしたがって、あわびを切り出しますが、この大きさの平面が取れるあわびの在庫はあるのかな・・

IMGP3293IMGP3294

あわびは大変なので、メキシコ貝に変更です。

IMGP2263

2013年11月7日

モータードライブ(早や)故障

Filed under: 天体観測,機材 — い~ぐる @ 7:45 PM

帰りに西の空に月と金星がきれいに見えていました。
モータードライブも動くし、少し拡大して金星を撮影してもいいかも?と、少し急いで帰ってきて、まずは、月を狙って撮影してみます。

ところが、モータードライブを動かしているはずなのに、月が止まらない!?

しばらくしても動く気配がないので、拡大写真はあきらめ、いつものように、月を固定撮影してみます。

IMGP2261

望遠鏡を片付けて、コントローラの箱を開けて、中身をチェック。
前に、説明書がこのモデル用ではなく、そちらには、電源には6.2V以上をかけてはいけないと書いてあって、このモデルは単一6本なので、説明書が違うんじゃないのと思っていたけれど、回路を確認すると、説明書が正しかった!
コントローラに使っているMCUはPIC16C54というものですが、このチップ、6.3Vが最大電圧なのです。単一を6本つなぐと、9V以上の電圧になって、動作保証範囲を大幅に超えてしまいます。

実は、単一6本も買うのは嫌だなと、10VのAC/DCアダプターで動かしていたのですが、チェックするとアダプターからは14Vも出ています。大幅なスペック違反!

あ~あ、これで、壊れちまったんだ!

トランジスタは大丈夫だろうけれど、他のチップはどうだろう?
PIC16C54だけなら、交換部品は簡単に手に入るけれど、問題はプログラム。
オリジナルが読み出せなければ、自分で新たに書く必要があります。

そんなことをしているうちに、ISONは通り過ぎてしまいそう・・(-.-;)

11/11追記
Sebenから返事がありました。
“We forwarded your picture and explanations to our technician. He confirmed that the motor does stand the voltage supplied by 6 D cells.”

明らかに、PIC16C54に8.4Vがかかっている写真を送ったのに、問題なく動くだって?メールでは何ともならなさそうですね。
Sebenの三脚を使っていないんじゃないのかって質問が来て、返信をどうしようかと迷い中。同じOEM元の赤道儀であっても他社のものだったらサポート対象外だろうね。
何度かSebenとやりとしていましたが、輸送中の事故なら保険が利くけど、お前のは一度動いているので、保険対象外だといわれ、(その通りですが)、自分で何とかすることにします。

2013年11月6日

楽器の科学

職場の本屋さんを眺めていて、楽器の科学という本が目に留まりました。
何気なく開いたページには、「音のよいヴァイオリン」をつくるために、と書かれていて、読むととてもまともなことが書いてあるなぁと、少し前の方のページを開くとヴァイオリン製作コンクールとその意義という項目があって、書いている内容が菊田師匠に似ている?
更に前に戻ると、あれ?この写真、見たことあるような..
奥付けを開いたら、著者のリストに菊田師匠が載ってました(笑)
早速、ゲットしておきました。

本屋さんは、こういう発見が楽しいですね♪

楽器の科学  図解でわかる楽器のしくみと音のだし方 (サイエンス・アイ新書)

2013年11月4日

ヘッドデザイン

Filed under: ギター — い~ぐる @ 12:49 AM

まずは、ギターヘッドのデザインを決めます。手書きでいくつか案を作って、最終的に、富士をイメージし、家紋を取り付けることにしました。
家紋の部分は貝を埋め込むつもりですが、貝を細かく細工するのは苦手中の苦手なので、果たしてどうなることやら・・(^^;)

IMGP3281

(more…)

2013年11月1日

新たなる・・

Filed under: ギター,機材,音楽 — い~ぐる @ 1:18 PM

Epiphone CASINOという、ビートルズが使っていたギターが欲しいと、時々発作的に思うのですが、今週も、黒澤楽器の楽天店が楽天イーグルス応援フェアで、CASINO半額というセールをやっていました。しばらく考えていましたが、いくつかの理由で見送りました。

  1. すでに、ストラトキャスターモデルのエレキギターはキットから製作して持っている
  2. Epiphone エンペラーというJazzで使われるフルアコースティックのエレキギターも持っている
  3. 他にも、テレキャスターモデル、レスポールモデルのエレキギターキットがキットの箱に入ったまま手付かずにおいてある
  4. クラシックギターのキットも箱入りのまま手付かずだ
  5. StewMacというお店の、マーチンタイプギターキットにも興味がある(けど、これは難易度高そう)
  6. StewMacからは、すでに、GIBSON F5タイプのマンドリンキットが押入れに眠っているし、バイオリンキットも4セットほど眠っている
  7. GIBSON A5タイプマンドリンは、キットから製作して持っている
  8. エレキベースも(これはショートスケールの完成品)ある
  9. そもそも、部屋のスペースが不足していて、これ以上、物を置く余地が無い

と、諸事情を勘案して、意を決して、パスしました。

と、この検討中に、ES-335タイプのキットがHOSCOさんから出ていることが分かりました。ES-335も憧れのギターの一つです。

今日、宅配便が到着しました。

誕生日が過ぎたところだから、誕生プレゼントかな・・・?(自分への 笑)
IMGP3223

2013年10月30日

Ko-zapple到着

Filed under: つれづれなるまま,仔猿 — い~ぐる @ 12:06 PM

ベンリーさんのところにお願いしていたKo-zappleが到着しました。
ベンリーさんのりんごは美味しいので、楽しみです。
入院中の実家の父にもお見舞いの時に持っていくつもりです。

IMGP3221

2013年10月27日

KENKO Skywalker SW3-PCにモータードライブを

Filed under: 天体観測,機材 — い~ぐる @ 10:51 PM

せっかくの赤道儀で、しかも、モータードライブを取り付けるネジまで付いているKENKOのSW3-PCですが、KENKOはモータードライブを売り出すつもりはないようです。
そこで、取り付け位置の形状が似ているものを探していて、SkywatcherかSebenのものが、おそらくSYNTAのOEMで同じような形状となっているように見えました。Sebenの説明書を読むと、左右が逆のような気もしたのですが、とりあえず、あとで考えることにして、Ebayに出ていたSebenのモータードライブを購入しました。(送料込み$76)

物が来て、現物合わせをすると、やはり、左右逆なので取り付けできません。でも、左右非対称なのは、クラッチ用のスタブと、モーター押さえのスプリングで、どちらもネジ止めなので、左右対称の位置にネジ穴を開ければ何とかなりそうな気がします。

そこで、まずは、分解
IMGP3217

左右対称となるところに、直角定規とコンパスで印をつけ、タッピング用のネジ穴を開けます。(ドリル径にぴったりのものがないので、少し小さめの穴にしました)
ところが、小さめの穴にしたのが失敗で、うまくタッピングできずに、ネジより穴が大きくなってしまいました(^^;)
大きくなったものは仕方ないので、これも後で考えることにして、もう一つの穴を今度は慎重に開けます。
スプリングの力はかなり強そうなので、接着剤で大丈夫かは心配ですが、エポキシ接着剤で止めておきます。これでダメなら、別の場所に穴を開けます。
IMGP3219
まだエポキシが乾いていないのと、赤道儀側のスプリング止めのネジがない(4mmのネジ)ので、まだ動かしていませんが、仮組みでは、かなりイイ感じに見えます。

IMGP3220

この後、問題になりそうなのが、回転方向と、回転スピードですが、それはまた別の話・・

追記:

星を撮影してからと思っていましたが、夜、晴れる日がないので・・・
4mmのボルトを調達して、スプリングを固定し、単1乾電池6本の代わりに、家にあった10VのACアダプターを接続して、駆動実験をしてみました。

一時間動かして、赤経軸のメモリがちょうど一時間分、逆方向に(笑)回ります。
コントローラについているN/Sスイッチは、北半球と南半球の切り替えスイッチで、これを南半球モードにすることで、回転方向を逆転できます。

ということで、無事、SW3PCの赤道儀に追尾モーターを追加できました♪

後は、きれいに晴れる夜が来ることを願うばかり。
(ちなみに、この赤道儀には極軸望遠鏡は付きませんけど、どうせ、我が家のベランダは南向きで北極星が見えないので、完全に極軸を合わせることはできませんので、だいたい北側を指していれば十分だと思っています)

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