インドでは、寺院は時計回りに回ってお参りするという。この回るを鍵として、法隆寺の謎解きをしていきます。日本に仏教が入った頃の歴史的な背景とともに展開される話は面白いものです。
源氏物語に描かれる平安朝の女と男のイメージから、平安朝を想像していましたが、平安朝時代も家父長制が未整備の前期と家父長制が浸透してきた後期では、男女関係も大きく変わってきたことを初めて知りました。
平安前期では女たちはいきいきと生活を楽しんでいたのに、後期になると性が忌むべきもののような扱いを受け始め、家父長制と女性の囲い込みの関係に驚きます。
文章が学者然としているので、ちょっと硬いです ^^;
これは、なんとなく借りてきましたが、全く頭に残っていません ^^;
島田雅彦の酒場のたわいないおしゃべりを本にした本。
「炎上は避けられないだろうが、死なない程度に地雷を踏むのは
武勇伝ネタを積み上げたいヘタレのプライドの現れなので、
どうか温かく見守ってやってください。」ということだけど、女性が読んだら総スカンのような話も堂々と書くところがすごい