小田原で家づくりをするつもりはないのですが、何が書いてあるのかちょっと興味を持って借りてきました。自分の人生設計において家をどのように位置づけるのかを考えないと、大変なことになるという警告のお話かな?大手の住宅メーカーはセット販売のようになっていて、高額な住宅を当たり前のように思わせるけれど、彼は必要なものを必要なだけ備えた家を建てるそうです。
新築信仰のない私には、古民家リノベーションか、自分で2X4で建てる方が好みかも?
先週読んだ本「国富論」の作者、藻谷氏の本です。木材利用先進国のオーストリアの事例と国内の先端事例を紹介しながら、山の多い日本では適切な木材利用によって、木質チップを使った発電によるエネルギー自給率の向上と林業の振興が十分可能で、鉄より強いCLPを活用することで、もっと暮らしやすい国になるのではという提案です。
個人レベルでできる話ではないのですが、里山で自給自足には昔から憧れます ^^;
歴史の本かと思ったら、全然違って、旧世界の生活を捨て、新たな枠組みの新世界の中でもがく男とたまたま新世界への船で一緒になった男の子の奇妙なディストピア小説です。
オーウェルの1984のような明確な仮想国家のターゲットがあるならともかく、作者は何を言いたいのか、なぜイエスの名前を使っているのか、わからないまま読み終わりました ^^;