自然農法で作った野菜を食べようという本です。
ただ、これはいただけません。植物がカルシウムを化学反応で合成するといった科学的にありえない主張をしているので、言っていることが全部嘘に思えてしまいます。
子育てを家事をこなす主夫兼作家のエッセー。主夫という言葉からは専業をイメージさせられますが、たまたま時間の自由がきく彼が家の仕事をするようになったというお話なので、ぜんぜん一般論ではないですね。
チェコの作家クンデラが小説について思うことを書き綴ったエッセー。
読みにくいけれど、時々面白いはなしがあります。特に7部のエルサレム講演は、これだけを抜き出して読んでも良いくらいの良文だと思います。
今回は、いまいちの本が多かった。新入荷の棚から無作為に選んじゃダメですね(笑)