クレモナの後はミラノを中心に北イタリアを少し回ります。
ミラノ中央駅は大きいのですが、おかしな連中が券売機の近くに集まっているので、ここで地下鉄に乗る時にはできれば一駅離れた静かな駅で買った方がいいように思います。券売機にお札を入れたりすると、すぐに寄ってきて横からキャンセルボタンを押そうとします。(ヨーロッパの券売機は、お金の返却はすべてコインなので、キャンセルされると、盗もうとする奴から全部のコインを守るのが難しいです。)
しかも、おつりの出てくるところに手を出そうとするので、振り払いながら、自分の手持ちのバッグにも注意を払いながら切符を買うのは忙しいです。
地下鉄の中で、ヴィヴァルディの四季、冬の2楽章を弾いているおじさんがいます。ホテルの駅に着くまでに3楽章まで終わりました。
とりあえず、ミラノ初日はホテルに直行です。ホテルでもらった地図を見ると、こんなものが・・
このあたりには行ってみたいと思いながら、時間が無くていけませんでした。
次の日は午前中、スフォルツァ城に回ります。
ここでのお目当ては、高橋さんが参考にしたという装飾バイオリンでしたが、その楽器自体は残念ながら見つけられませんでした。
楽器博物館にはグァルネリをはじめとして、いろいろな楽器がそろっています。
単に名器の展示だけではなく、製作過程の展示もあります。
ミラノの見学をした後、ジェノバに向かおうとしますが、駅に行ったら、午前中のチケットは売り切れ!
仕方なく、お昼の電車で行くことにして、午前中はミラノの街を歩きます。