せっかくの赤道儀で、しかも、モータードライブを取り付けるネジまで付いているKENKOのSW3-PCですが、KENKOはモータードライブを売り出すつもりはないようです。
そこで、取り付け位置の形状が似ているものを探していて、SkywatcherかSebenのものが、おそらくSYNTAのOEMで同じような形状となっているように見えました。Sebenの説明書を読むと、左右が逆のような気もしたのですが、とりあえず、あとで考えることにして、Ebayに出ていたSebenのモータードライブを購入しました。(送料込み$76)
物が来て、現物合わせをすると、やはり、左右逆なので取り付けできません。でも、左右非対称なのは、クラッチ用のスタブと、モーター押さえのスプリングで、どちらもネジ止めなので、左右対称の位置にネジ穴を開ければ何とかなりそうな気がします。
左右対称となるところに、直角定規とコンパスで印をつけ、タッピング用のネジ穴を開けます。(ドリル径にぴったりのものがないので、少し小さめの穴にしました)
ところが、小さめの穴にしたのが失敗で、うまくタッピングできずに、ネジより穴が大きくなってしまいました(^^;)
大きくなったものは仕方ないので、これも後で考えることにして、もう一つの穴を今度は慎重に開けます。
スプリングの力はかなり強そうなので、接着剤で大丈夫かは心配ですが、エポキシ接着剤で止めておきます。これでダメなら、別の場所に穴を開けます。
まだエポキシが乾いていないのと、赤道儀側のスプリング止めのネジがない(4mmのネジ)ので、まだ動かしていませんが、仮組みでは、かなりイイ感じに見えます。
この後、問題になりそうなのが、回転方向と、回転スピードですが、それはまた別の話・・
追記:
星を撮影してからと思っていましたが、夜、晴れる日がないので・・・
4mmのボルトを調達して、スプリングを固定し、単1乾電池6本の代わりに、家にあった10VのACアダプターを接続して、駆動実験をしてみました。
一時間動かして、赤経軸のメモリがちょうど一時間分、逆方向に(笑)回ります。
コントローラについているN/Sスイッチは、北半球と南半球の切り替えスイッチで、これを南半球モードにすることで、回転方向を逆転できます。
ということで、無事、SW3PCの赤道儀に追尾モーターを追加できました♪
後は、きれいに晴れる夜が来ることを願うばかり。
(ちなみに、この赤道儀には極軸望遠鏡は付きませんけど、どうせ、我が家のベランダは南向きで北極星が見えないので、完全に極軸を合わせることはできませんので、だいたい北側を指していれば十分だと思っています)
無事に取り付けられた様でおめでとうございます。
大きくなったネジ穴のエポキシがもし耐久性に欠ける場合には、
クイックスチールと言う金属補修用パテが強力で良いですよ。
もっともエポキシ接着剤でそのまま上手く行ってくれればbestですが。
コメント by くっしー — 2013年10月28日 @ 11:18 PM
くっしーさん、コメントありがとうございます。
おかげさまで、モーター購入の背中を押してもらえました(笑)
なぜかスパムコメントに分類されてしまい、気が付くのが遅くなりました。
今のところ、エポキシで大丈夫そうです。
コメント by い~ぐる — 2013年11月6日 @ 5:20 PM
いーぐる様
恥ずかしながらですが購入方法を教えてください。
EbayでSebenのものが見つかりましたが購入に少々不安があります。
個人輸入したことがありませんのでよろしければ完全で安全な発注方法を教えてください。
大変申し訳ありません。宜しくお願い致します
コメント by 飯田 孝治 — 2015年6月27日 @ 6:08 PM
おそらく、もう見ていらっしゃらないと思いますが、メーカーが保証しているものではないので、ご不安があるのであれば、しかるべき会社から販売される正規の機材を購入された方が良いと思います。
コメント by い〜ぐる — 2015年11月1日 @ 9:36 AM