パンフォーカスで、光学ファインダー付き、500万画素で、2.5型センサー F2.8というスペックが面白く、数年前に入手したデジカメですが、単4電池3本というのが使い勝手が悪く(手元の充電器は2本しか充電できません)、長らくお蔵入りでした。
実際に撮影すると、画像サイズがホームページのものと違います(なぜ?)
少し前に、このカメラで、画像センサーの生のデータ(RAWデータ)を取得できるという情報を見つけ、試してみようと思いながら、買ったはずの充電電池が見つからずにいました。エアコンのリモコンの中から電池が見つかったので、試してみます。
サイトの情報と、動作は少し違いました。
- シャッターボタンと電源ボタンを両方長押ししていると、メンテナンスメニューが出てきます。
- このメニューのSNAP RAWというところに、カーソルを合わせて、OKを押すと、写真が取れます。メンテナンスメニューの時にしか使えない機能なので、普段は使えません。
ここで、撮影した写真は、通常のJPEGとともに、拡張子.rawというのが付いた生データとしてSDCARDに入ります。
これをそのままではナンともならないのですが、先のサイトの情報を頼りに、irfanというソフトで絵にします。
手順は次の通り
- irfanviewでRAWデータを開きます。このときに設定メニューが出てきます。
- 設定値として、ピクセルサイズ 2272×1704, 8bit/pix, Bayer start GBを設定します。
- 開いた画像は上下逆転しているので、Vertical flipで、天地を直します。
以上で、画像が読み込めたので、適当な形式で書き出しますが、JPEGだと情報が欠落するので、TIFFなどを使って書き出しておきます。
このままだと、カメラの記憶したJPEGよりも、ぼやっとした絵になるので、GIMPで多少加工します。
行った作業は、
- シャープマスクで、画像を引き締めます。
- 彩度を少し上げます。
- トーンカーブを多少修正し、暗部を少し明るくします。
こんな手間隙かけて、きれいな画像が得られるのであればいいのですが・・・
二つ比べてみると、あんまり差がないので、手間隙かけるだけの価値はないようですね(笑)
こんにちは。
irfanviewのプラグインでRAWファイルから画像を組み上げる『Formats.dll』が改良されていて、クオリティアップしています。
少なくとも、サンプルでアップされている写真よりは綺麗になっていますよ。
っていうか、私もさっき気が付いたんですが(苦笑)
コメント by Ginga — 2013年2月18日 @ 8:29 PM
ご連絡ありがとうございます。時間を見つけて試してみようと思います。
ただ、EZF521で手間をかける時間がなかなか取れない今日この頃です. ;-p
コメント by い~ぐる — 2013年2月24日 @ 8:57 AM