アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2012年7月16日

コリメート法の練習(超望遠 digital 60E)

Filed under: 天体観測,機材 — い~ぐる @ 8:24 AM

スリービーチ超望遠レンズdigital60Eは、一眼レフに直接つけるレンズですが、接眼アダプターをつけて望遠鏡としても使っています。
vixen[ビクセン] 天体望遠鏡用 接眼アダプター 42T-31.7ADSX

いろいろな部品を付けたり外したりして、多機能なのはいいのですが、撮影を思い立つたびに、暗い中、いろいろな部品を付けたり外したりが大変です。それに、月はいいのですが、直焦点だと、惑星には、倍率が不足して、点にしか写りません。なるべく、作業を減らし、拡大撮影するため、望遠鏡の接眼レンズからコンパクトデジカメで撮影するコリメート法を練習してみます。

まずは、digital60E+RK20mmにて

実効焦点距離 267mm(50倍)


次に、デジカメを望遠にします。

実効焦点距離 1062mm 216倍


接眼レンズを12mmのものに付け替えます。

実効焦点距離 1770mm 361倍

明るいところでは、コリメート法はそれほど難しくなく可能でした。
ただし、ファインダーがない望遠レンズでは、星空で目標を捉えるのは大変難しく、単眼鏡をなんとかファインダーとして使えないかと検討中です。

次に組立天体望遠鏡でも、コリメート法の実験をしてみます。
まず、デジカメのワイド側。

組立望遠鏡 実効焦点距離 171mm 35倍


次にデジカメのテレ側

組立天体望遠鏡 実効焦点距離 1239mm 252倍


望遠鏡に触れずにほんの少し離れたところにデジカメを設置できると、あまりぶれずに撮影できそうです。

日中、いろいろと試しても、やはり眼視の方がずっときれいに見えているのに、デジカメではコントラストが低くぼやけた感じになってしまいますね。

夜の天体で同じことができるかどうかは・・

一眼レフの直焦点で撮影した月は↓

デジタル60E/*istDL 直焦点

2 Comments »

  1. なるほど・・・。
    できれば、私も土星をカメラに収めたい。
    今は注文した天体望遠鏡待ち。
    楽しみです^^

    コメント by izu — 2012年7月16日 @ 2:04 PM

  2. ついにご購入ですか!
    おめでとうございます、楽しみですね。
    梅雨も明けてきたし、これからが観望絶好機ですね。

    スマートフォンをお持ちなら、Google Sky Mapというアプリがお勧めです。
    自分の都市を設定しておけば、電話を空に向けると、その方向の星空を画面に表示してくれます。
    これで、星の場所を確認しながら望遠鏡を向けると、星座も覚えます(笑)

    コメント by い~ぐる — 2012年7月17日 @ 5:31 AM

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