台風一過で、星空が期待できるかと思ったら、雲が空一面に広がっていて、残念な感じでした。
食後、それでも、未練たらしくベランダから空を見上げたら、さそり座のアンタレスが見えています。せっかく、仮組みした望遠鏡なので、アンタレスを見てみようと、三脚に望遠鏡を取り付けて、ベランダに出てみました。(初めての観望をファーストライトって言うらしいです)
すると、その時、スピカの方向に光が見えます。これは、もしかして土星が見えるかも?
いそいそと、三脚の向きを変えて、星を視野に入れると、
おぉぉぉ! 土星の輪が「分かる!」
望遠鏡の箱の裏に書いてあるような形の土星(傾斜はもう少しきつい)が、はっきりと見えるではないですか!
写真撮影はどう考えても無理ですが、しばし、土星の姿を楽しみました。
それにしても、土星は思いのほか早く動きます。三脚を頻繁に動かさないと、視野から外れていきます。
一眼レフに望遠レンズを付けてみようと思ったときには、天空には雲が広がってしまいました。