アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2012年1月12日

Macで、音楽DVDを作る

Filed under: CDとか,機材 — い~ぐる @ 6:55 AM

CDのアップサンプリングを検討していたのですが、先日発注したDACは、販売元から、入荷予定が立たないのでキャンセルさせて欲しいと、先方からキャンセルされてしまいました。
DVDaudioのディスクを読めるプレーヤーを買うのもいいのですが、
Pioneer DV-610AV-K(黒) DVDオーディオ・SACD対応 プレミアムDVDプレーヤー【海外仕様】
それだけのために買うというのも、なんだか気持ち悪いので、少し検討中です。

4倍のサンプリングレートまでではなくても、DVDフォーマットであれば、96khz/24bitまでは記録できるので、まずは、これでアップサンプリングの効果を試してみます。

ところで、我が家に光学ドライブがついていて、エンコーディングに耐えられる性能のパソコンは、Macしかありません。そこで、Macで出来ることをやろうとしましたが、思ったより苦労したので、備忘録として作業を書いておきます。

  1. 手持ちのCDをAppleロスレスフォーマットで読み込みます。今回は、Eugene Druckerのバッハ無伴奏ソナタ&パルティータを使いました。
    Bach: Solo Sonatas & Partitas
  2. 読み込んだ音楽データをAudioGateでフォルダごと読み込み、エクスポートします。このときに、96khz/24bit waveフォーマットにしておきます。aquaディザは必要かどうか不明ですが、とりあえず、ONにしてあります。
  3. 曲名を1曲ずつ描いた絵を作ります。Macにはペイントソフトが添付されていないので、フリーソフトのiPaintを用いました。
  4. iMovieを起動し、新規プロジェクトを作成します。ここに先ほどの絵をFinderからドラッグして順番に貼り付けます。ただ貼り付けると継続時間が4秒になるので、個々の絵の継続時間を曲の長さ+αにしておきます。10分を超える継続時間は指定できなかったので、10分を超える曲は、同じ絵を2枚並べて、合計の継続時間を曲の長さに合わせます。
  5. 各絵の先頭にアップサンプリングした曲をFinderからドラッグして貼り付けます。貼り付けたときに、曲の継続時間が勝手に短くなっていたりするので、各曲ごとに調整します。
  6. 各絵の先頭にチャプターマークを作成します。
  7. 共有タブからiDVDを選択すると、ムービーを書き出し、DVDに焼く準備をしてくれます(数時間かかります)
  8. iDVDのテーマを選びますが、このテーマは何でもいいです。
  9. プレビュー画面の下の方にある階層のボタンを押して、階層の絵を出します。一番左上にある、テーマの絵をマウスでクリックしながら下に下げると消えます。これを消した後で、ムービーのフォルダの絵を左上に移動します。
  10. プレビューの下の方にあるシャッターのようなボタンをクリックするとDVD作成が始まります。

これで、DVDプレーヤーにかけるとすぐに演奏が始まる音楽DVDが作成できました。さらっと書いていますが、何度か失敗して、手順を試行錯誤していますので、記録が大切です(^^;)

肝心の音ですが、CDと切り替えて比較視聴しないとはっきりとは分かりませんが、(Macでプレビューした段階では)今まで気が付かなかった演奏者の呼吸の音まで聞き取れたので、やはり解像度が上がっているような気がします。

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