日本音響学会の学会誌9月号に、「バイオリン奏者の身体運動科学」という論文が出ていた。
気になったのは、次の点
- 初心者では、総体的に弦固定のために発揮される力が小さく、連続して音出しする際にも毎回の弦固定ごとの力にばらつきも大きい。
- 未熟練者では弓圧の変化に対して
手関節のトルク量の変化が少なかった。 - 運弓動作に伴う肘の屈曲と伸展に対応して、ダウンボウでは肘伸展により三頭筋が、アップボウでは屈曲により二頭筋が、それぞれ周期的に活動しているが、初心者では、周期的な活動に加えて持続性の強い活動に入るので、常に緊張状態であり、運動の円滑性を損なう原因となっている。
参考になるかな・・?
参考文献の書籍