トップブロックをどうするか迷っていたけれど、参考になりそうな製作者のブログが見つかった。
一つは、アメリカの製作者で、ストラディヴァリのコピーモデルを作っている人。
彼の記事には、モダナイズのときにトップブロックを変える製作者もいたけれど、変えずに使っている人もいたらしいことが書いてある。彼自身は、ストラディヴァリと同じサイズのブロックを使うコピーモデルを作っているから、このサイズでもよいらしい。接着強度の問題は吟味する必要はあるかもしれないですが・・
もう一つは、Gaglianoのモダナイズネックの写真を掲載したブログ
このモダナイズは、ネックのジョイントはオリジナルの釘打ちつけ型のまま行っている。どうやってネックを長くしたのか、ブログの作者も分からないと書いているけれど、少なくとも、オリジナルジョイントでも、現代の弦の張力に対応できるということだ。ネックを傾斜させて、ナットが低い位置にくるから、ネックジョイントにかかる力は、案外まっすぐなのかもしれないですね。
もう少し調査要ですけれど、これらの情報から、ストラディヴァリのブロック長でも、実用上はあまり問題なさそうな気がしてきました。
はじめまして。一度コメントを書き込みさせていただきましたが、重ねてのコメントとなれば恐縮です。
うまく書き込めなかったようでしたので。
い~ぐるさんのブログは移転前から楽しく拝見させていただいていました。とうとう型からの製作に入ったのですね。
いつも興味深いトピックを書かれているので、これからも楽しく読ませていただければと思います。
ブロックのサイズもキョウミが沸きますね!
コメント by セイジ — 2011年5月18日 @ 8:25 AM
セイジさん、コメントありがとうございます。
はじめてはみたものの、いつ完成することやら・・^^;
ブロックの上下を平行にするというだけでも、四苦八苦してます。
木口のカンナがどうしてもうまくいかず、今は、定盤に乗せたサンドペーパーを使って平面を出し、平行を測定しながら削っていますが、もう少しうまい工夫がないものかと・・。
コメント by い~ぐる — 2011年5月19日 @ 8:11 AM
い~ぐるさん。ありがとうございます。
私も先を焦るがために失敗することと妥協することが多いので、マイペースが一番だと思います。
型にブロックを付けてしまうと微調整が難しいですね。一度、型に付けてから調整しましたが、
それ以来は型に接着前の段階で整えておくのが一番と思うようになりました。
ヤスリやサンドペーパーは難しいですね。気を使っても木口面がレンズの凸面みたいになっちゃいます。。
カンナ、木口用の角度とかもあるみたいですね。
コメント by セイジ — 2011年5月20日 @ 8:50 AM
セイジさん、こんにちは。
木口のカンナがけはとても難しいです。
角度もあるのかもしれませんが、研ぎが苦手な私には、すぐに歯が切れなくなることも大きな問題です。
今は、直角を出すガイドをブロックの横面に当てて、直角を保ちながら少しずつ削ることでなんとか平面は出ているような気がします。
手持ちの資料のひとつには、ブロックを型に接着してから、ガラス板の上にサンドペーパーを貼り付けて全体を削るというのもあるので、そういう方法もありかもしれません。
いろいろと工夫するのも趣味のうちとのんびり構えています^^;
コメント by い~ぐる — 2011年5月24日 @ 7:25 AM