アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2011年2月4日

PGモールドの外形を整える

Filed under: PGモデル,バイオリン製作 — い~ぐる @ 10:05 PM

大まかな切り出しが終わったら、次は、外形を整える作業をします。

普通はどうするのか分かってませんが、おそらく糸鋸やバンドソーで整えるのだと思います。

私は、ここはボール盤を使います(ちなみに、英語では、ドリルプレスって言うんですね。何で日本語はボール盤になったんだろ?)

直線なら、ガイドを使ってまっすぐ削れるのですが、全部が曲線でできているモールドは、手作業でガイド線にあわせていくので、滑らかな曲線にするのは難しいです。この後の修正もかなり必要になりそうな予感です。

何より、困るのが、大量の木の粉! 部屋中飛び回っているし、しかも、目や鼻に容赦なく入ってきます。

以前は掃除機で粉を吸い込みながら削ったのですが、エアコン、掃除機、ボール盤と3つのモーターを回すとブレーカーが落ちます。

そこで、エアコンを切りたくない時期は、優先順位に苦慮しますね。

ストラディヴァリ PGモールド

Filed under: PGモデル,バイオリン製作 — い~ぐる @ 12:19 AM

サッコーニのGモールドのサイズがどうにもおかしいと思ってたら、「サッコーニは計り間違えている」と、モールド写真集の解説に出ていて、あっさり解決。でも、Gモールドの本来の大きさがやはり分からないので、間違いなさそうなPGモールドで型を取り直すことにしました。

PGモールドの写真から取ったパターンは、家には3種類ありますが、なぜか微妙に大きさが違います。サッコーニの本の大きさに近づけて拡大コピーし、原寸大と言っている2枚のモールド写真と比較すると、1枚は明らかに大きすぎ。(サッコーニの間違いを指摘した本なのに・・)

もう一枚はほぼぴったりということで、多数決でOKと判断して、コピーにあわせてプラ板を切りだします。

これを集成材の板の上に乗せて、モールドを切り出すのですが、全部をヤスリで削るのは大変なので、凸の部分だけでもノコギリで切っておきます。これが案外大変なのと、どうせ凹の部分は切れないので、適当でやめておきます。

あわてる必要はないので、のんびりのんびりと自分に言い聞かせながら作業をします。

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