いろいろやっている間にウィングに割れが起きていたので、膠で補修した。
細いドライバーで角度をあわせ、魂柱を使って、F穴側から一晩押し付けておく。
右側のウィングはバイオリンの高音域の音色に決定的な影響を持つので、仕上げは慎重に。
ウィングの厚さの制御は材によって違うので、完成後しかできないので、Fry教授は、例の本Cremona Violins: A Physicist\’s Quest for Secrets of Stradivariの中では、完成後のバイオリンのウィングの厚さを調整する道具を作っている。
ウィングについて調べていたら、自由が丘ヴァイオリンのサイトでオールドバイオリンのウィングの調整についての記事を見付けた。
ついでながら、同じサイトのブログに、東京都交響楽団の菅沼さんの子供のころに使った1/16のバイオリンの記事がでていた。
自由が丘なら神奈川からはそれほど遠くはないし、一度話を聞きに行きたいですね。
ウィングの補修を終えたkityの音だしをしておく。
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