アダルト・ヴァイオリン May the force be with you..

2010年12月31日

帰省中

Filed under: バイオリン製作(一般),携帯電話 — い~ぐる @ 8:04 PM

携帯電話の充電ケーブルの調子が前から悪かったのだけれど、ついに、まったく充電しなくなってしまった。

実家の近くのヤマダ電機とコジマみ行ってみたけれど、ノキアの充電ケーブルは置いていない。

アマゾンには、探すと出てくるので、とりあえず発注しておくか・・・

RastaBanana USB充電器 L リールコード ノキア用 RB8HB02

今日は、実家においているバイオリンの駒とナットとテールガッド、表板の調整をしてみた。このバヨは、魂柱が接着されていたのを無理に倒して調整した結果、魂柱がかなりぼろぼろだし、そもそも、木目も魂柱には似つかわしくないほど荒い材を使っているので、本当は魂柱を作り直したいところだけれど、ホームセンターによっても魂柱の代わりになりそうな材はおいていなかったので断念。

実家は寒い。。猫が通るので、あちこち隙間だらけにしている上に、自分の使っている部屋は、ホットカーペットで暖房しているので、寒々している。寝るつもりはなくても、布団にもぐるしかないではないか(笑)

2010年12月30日

G線上の魂柱

Filed under: バイオリン製作(アンダルシア) — い~ぐる @ 12:24 AM

通常の魂柱に加えて、G線側に魂柱を立てるというと、思い出すのが、ロケット博士の糸川さんが作ったバスバーが2本あるイトカワ号だ。もちろん、イトカワ号には、魂柱は1本しかないので、魂柱2本は、完全にオリジナルアイデアだ(他の例があるのかは知らない)

昔、イトカワ号の調整をしたアルテ工房の山岸さんに話を聞いたところ、イトカワ号はバスバー(トレブルバー)の上に魂柱を立てなくてはいけないので、魂柱を立てるのにかなり苦労したとのことだった。

今回のG線上の魂柱も、位置的にはバスバーの上に立てるべきだけれど、とりあえず、実験としてはそこまで苦労したくないので、バスバーの外側に立てた。

この位置、バスバーが邪魔をするし、下にはラベルがあって、魂柱を思ったところに移動するのが、案外と難しいので、細かな位置調整はしていないけれど、本来、板の振動バランスをとる必要があるので、最適な位置はあるはず・・・いつか、計算で求められるようにしておきたいものだ。

E線側を多用する曲と、G線側を使う曲の2曲を録音してみた。

その音は・・・

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2010年12月29日

バスバーの音響重心と魂柱の関係

弓でバイオリンを弾いた時に、駒は水平方向に力がかかり、表板はG線側とE線側で逆方向に駆動される。

表板をひねるこの振動モードをFry教授はロッキングモードと呼んで、このモードが音響的に悪影響を出すとしている。

ロッキングモードでは、空気を押す方向が楽器の左右で逆相となるので、少し離れたところでは、音波が相殺されて、振動が届きにくい。

そこで、Fry教授はロッキングモードを押さえるような板厚分布とするために、表板を裏から削っている。

彼の理論は理論として、ロッキングモードを抑止する方法をもう少し考えると、魂柱とバスバーの関係から何か出来るのではないかと思いついた。

表板は、E線側では、魂柱を中心としたシーソー運動をするので、G線側のシーソー運動の支点を駒よりも上に持って行くと、支点を中心に駆動方向が逆相になるので、結果として表板を同相で駆動できるはず。

D線を弾く時に、この理論の効果を、もっとはっきりさせるには、バスバーを止めて、G線側の駒より上に魂柱を立てると良さそうだ。ただ、そうすると、駒の縦方向の駆動に対して逆相運動が発生してしまい、縦方向の成分の多いG線を弾く時に好ましくない。

バスバーの機能として、剛性向上の話は色々な本に出ているけれど、上の音響重心によるロッキングモード回避の話は見たことがないので、新理論発見か?(笑)

D線、G線が残念な音のアンダ君のバスバーをF穴から少し削ってみたが、軽く弾いた限り、方向としてよい方になったような気がするけれど、夜中なので大きな音を出す訳にはいかず、確認は後日ということで。。

2010年12月25日

クリスマスの夜に

Filed under: バイオリン製作 — い~ぐる @ 8:26 PM

スクルージーさながら、税金関連の書類作成をするため、家中の書類をひっくり返してデータを集めていた。
夜になって、とりあえず、データはそろったので、会社の確定申告書類を書き始めたところで、ドアチャイムが鳴った。

あれ、何だろうこんなクリスマスの夜に・・と、出てみると、そこには、宅急便屋さんがいた。

プチプチに包まれて届いたものは・・

こっ・・これは、バイオリンではないか?

なぜに くりすますのよるに このようなものが?(棒読み)

ぉお、「良い子にはサンタがプレゼントをくれる」という、いにしえの言い伝えはまことであった。

サンタさん、どうもありがとう♪

定規を当ててみてみると、F穴の部分で表板は4mmあり、そうとう削りがいがありそうな子である。ケースも弓も肩当もついていて、弦を張り替えれば音はすぐにでもでそうな子である。(でも、説明書に調整済みと書いているくせに、駒はとても調整したようには見えないのですが・・弦高だけかな、調整したのは?

2010年12月23日

抜けの良い音

Filed under: バイオリン製作(kity) — い~ぐる @ 6:34 PM

昨日の駒調整の音源を聞いていて、なんとなく抜けが悪いような気がして(PCのスピーカーの問題かも・・)、駒の上半分と表板を再調整してみた。

駒と表板、相互に音質に関係するので、両方を交互に調整しながら、確認を進めてみる。

でも、自分で弾いているとだんだん基準が分からなくなってくる(笑)
確認音源は、ずいぶん長いこと弾いていなかったこの曲↓

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抜けは良くなった?

軽バイオリン?でアイリッシュ

Filed under: ヴァイオリンの本,バイオリン製作(一般) — い~ぐる @ 7:38 AM

軽バイオリンを作ったブログ記事を何かの検索でみつけた。

軽バイオリン???

面白そうではないか!
表板は桐の木に見えるけれど、どうなんだろう?

キットを提供しているのは、静岡の木材屋さんらしい。

ケーバイのページには、この楽器でアイリッシュを弾いた動画へのリンクが載っている。

なんと、あの大森さんが弾いていたりするので必見♪

本も出しているとのことだけれど、残念ながら絶版。
楽器の森

(磐田というのは、浜松に近く、実家からもそこそこの距離があるのですが。。)
一度、話を聞きにいってみたいですね〜
(正月は営業しているのかな?)

2010年12月22日

駒足を薄くしよう

Filed under: バイオリン製作(kity) — い~ぐる @ 8:53 PM

The Art of Violin Makingをはじめ、
The Art of Violin Making
多くの本には、駒足の表板に設置する部分の厚さを0.75mm程度にすると書かれている。Kityの駒足もやすりでこの程度の厚さまで削ってみる。

駒を立てたままで削っているので、多少、塗装にも傷がついてしまったけれど、そのほかのもろもろの傷とあわせて、いつか修復しておこう。

その音は・・

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2010年12月21日

冬の定番オイルヒーター初稼動

Filed under: つれづれなるまま,機材 — い~ぐる @ 11:29 PM

2DKに暖房装置はエアコン1台だけだと冬の本番はちと寒い。
実はストーブもあるのだけれど、今の散らかった我が家で火を使うのは危険なので、ここ数年使っていない。

そこで、冬になると出番が出てくるのが、オイルヒーターだ。

DeLonghi オイル・ラジエターヒーター F字型フィン11枚 V551115EFS 【4~10畳用】

例の、テレビショッピングなどで陽だまりの暖かさなどと宣伝しているアレである。

でも、宣伝文句をまともに信じたらちっとも温まらないこの機械に憎悪すらいだくようになること必至だ。
ようは、使いようであり、い~ぐる的には、オイルヒーターは便利で暖かく使っている。

その手順は・・

1:オイルヒーターをテーブルの下に入れる
2:オイルヒーターに毛布をかける(テーブルの下に余裕があれば、コタツ布団の方がベター
3:サーモスタットを少し低めに設定して、半分だけヒーターのスイッチを入れる。

としている。
これで、テーブルで作業するときに、足元が暖まって非常に良い感じとなる。

テレビショッピングでオイルヒーターを買ってしまって、押入れにしまいこんでいる人は一度お試しあれ。(もう見たくないって?? 笑)

駒の厚さを落とす

Filed under: バイオリン製作(kity) — い~ぐる @ 10:13 PM

なんとなく音がおとなしいKityは、以前から少し駒が厚いのではないかと思っていたけれど、駒が曲がった経験からなんとなく厚いままにしていたのでした。
でも、調整しても音がおとなしいので、測ってみたら、通常より駒足の近くで1.5mmも厚かった。

これだけ厚いと、まるでミュートをかけているようなものですね~(笑)
そこで、急遽、のみで駒を削って標準の厚さに変更しました。
(のみを研いでいるときに右人差し指を少し切ってしまった)

その音は・・

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まだ駒を変更したばかりで楽器が慣れていないので、評価はもう少ししてからにします。

デフレの時代はギターも安い!

Filed under: つれづれなるまま,機材 — い~ぐる @ 2:09 AM

たまたま、何かの検索で、アマゾンのページでギターが引っかかった。
気になったのは、この一本↓
PLAYTECH エレキギター SGタイプ SG-250 Cherry
このギター、ボディもネックもマホガニーで、ネックの接続がセットネック(どちらも本家ギブソンと同じ)なのに、ギブソンの1/10だ。
パット目には、ギブソンのSGと大差ないように見える。
ギブソン エレキギター Gibson SG Standard

もちろん、10万円台という値段も過去のギブソンを考えれば破格の値段であり、お金のある人は本物を買えばいいと思うけれど、材料が同一であれば、素材として、音の実験には使えそう(笑)

同じPLAYTECHというブランドで、アコースティックギターも格安販売されていて、ほんとうにデフレの時代を感じさせてくれます。

PLAYTECH アコースティックギター D-4 NATURAL

思わず‥と思ったけれど、よく考えてみれば、我が家にはギターが2.5本(笑)もある。
(ストラトタイプと、エピフォンエンペラー2と、テレキャスキットの未着手品)
SGタイプやアコースティックギターは持っていないので、欲しいのですが、
ギターは思いのほか場所をとるので、これ以上買っても置く場所がない気がする。
(使う時間もないし。。バイオリンと違ってエレキなら夜中でも小さな音を出せるかな?)
まぁ、職場に置くことも考えられますね〜

とりあえず、こいつらをブックマークしておこう。

本当は、楽器のように1本1本違うものは、多くの在庫の中から選択するべきで、この販売店がある成田まで行けばいいのだろうけれど。。。

久々にギターをつま弾いてみようかと、ミニアンプを取り出したら、ACアダプターがセンターマイナスのタイプで我が家にはない。電池駆動も出来るけれど、006P型の電池の在庫もないので、アンプを改造して、センタープラスのアダプターに変更して、ストラトタイプのギターをつなげて弾いてみた。
(ギターはローコードを多少覚えている程度で、弾けるというほどではないですが)

MARSHALL MS-2 ミニアンプ

ギターのマイクセレクトスイッチがさびているのか接触が悪いなど、いくつか問題はありますが、結構、普通に音が出ますね〜
(ミニアンプなんで、深い音色なんて望むべくもないですけれど。。)

やはり東京の職場にも一台か。。(笑)

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