某所のLinuxカーネル読解講座で、私が直接担当している部分の内容的は、
・スケジューラ
・メモリ管理
・デバイスドライバ
なのだが、サブテーマとして
・Linuxを使う上の落とし穴
ということを考えながら教材を作っている。
メインテーマ以外に、下記の内容をカーネルソースコードと対比させながら調べ、例題を含め、しっかり実習して、サンプルコードも受講者には配布するので、次の日から仕事に使える。
・メモリ参照順序によるプログラム性能の差
・メモリアロケータ
・キャッシュ
・TLB
・デバイスドライバの作り方
・procfsエントリの作り方
・sysctlエントリの作り方
・割込みを使う例
・タイマを使う例
・タスクレットを使う例
・ワークキューを使う例
・時間にクリチカルなデバイスを用いた実装演習
この経済状況で、参加者が減少し、講座は閉鎖の危機だそうだが、これらの内容が役に立つ人はまだまだ多いはずなので、単に閉鎖してももったいない気がする。